冨沢 日出夫 教授
「統計学は武器になる」
北海道の自治体が設立した専門機関で野生動植物の生態を統計学的に分析する生態学者でした。
冨沢 日出夫 教授TOMIZAWA Hideo
- 学位
- 農学修士 新潟大学
以前は、北海道の自治体が設立した専門機関で野生動植物の生態を統計学的に分析する生態学者でした。学校法人産業能率大学に入職し、コンサルタントとして活用した道具も同じ統計学です。統計学は私にとって強力な武器なのです。このように「どのような場面でも自分の力となる強力な武器」を見つけ磨きをかけることは、環境激変の時代に活躍する術として必須です。学生の皆さんにも、自分の武器を見つけ磨きをかける4年間を過ごしてほしいものです。一緒に頑張りましょう。
- #地方創生・産学連携
- #地域
- #データ
- #リサーチ

専攻・専門分野
- 統計解析
- 生物統計
- ベイズ統計
- 機械学習
- 地方行政の実務
担当授業
情報リテラシー、2年次ゼミⅠ、3年次ゼミⅠ、ビジネスリテラシーを学ぶ、経営学部の学び方、エクセル演習、2年次ゼミⅡ、3年次ゼミⅡ、財務諸表論、エクセルで学ぶ統計
略歴
新潟大学農学部卒業
新潟大学大学院農学研究科修士課程修了
北海道大学大学院地球環境科学研究科博士後期課程単位取得後退学
長野県庁
北海道浜中町等の地方自治体勤務を経て、学校法人産業能率大学入職
経営管理研究所を経て産業能率大学経営学部教授
学生に期待すること
変化を恐れず、挑戦を楽しむ姿勢を持った学生を歓迎します。地域の課題に真摯に向き合い、地域住民が真に幸福になるように田舎でたくましく生きるseeds(種)を継続的に蒔いていけるような活動を目指しています。統計学によるデータ分析と創造的思考を駆使して解決策を探る熱意を持ち、社会に新たな価値を生み出す力を身につけ、将来は地域活性化のリーダーとして活躍することを期待しています。皆さんの柔軟な発想と行動力で、日本の地方を元気にしていきましょう!
ゼミ紹介はこちら教育研究業績
教育上の能力に関する事項
- 各地の地方自治体における政策形成WS/研修の実践
- 統計解析ツールRを用いた高度データサイエンス案件対応コンテンツ開発
- Pythonを用いた実践的データサイエンス研修のためのテキスト、演習用模擬プログラム、模擬データの開発
- 食品メーカーにおける品質管理のための統計解析テキスト開発
- 地方自治体、民間企業におけるマネジメント、リーダーシップ開発等の研修講師
職務上の実績に関する事項
- 地下鉄トンネル検査データ活用に関する開発研究
- 地方自治体社会福祉相談窓口におけるAIによる最適支援策提案システム構築に向けた基礎技術の開発研究
研究業績等に関する事項
【学術論文等(査読有)】
- 佐渡島のスギ天然林における実生更新の可能性,共著,1993年,日本林学会誌 75巻, Pages 460-462
- 佐渡島の天然林におけるスギとヒバの分布様式,共著,1994年,日本林学会誌 76巻, Pages 182-184
- Chemical modification of rain water by Alnus japonica wetland forest in Kiritapp mire, eastern Hokkaido, Japan,共著,1997年,Journal of Forest Research volume 2, pages189–192
- Climatic factors influencing the tree-ring growth of Alnus japonica in Kiritapp Mire, northern Japan,共著,1999年,Wetlands volume 19, pages100–105
- 階層ベイズモデルによる出生率の推定と自治体規模との関係,単著,2025年,産業能率大学紀要 第45巻 第2号 Pages 1-17
【その他(口頭発表等)】
- AHPを用いた健全度判定メカニズム分析,共著,2018年,土木学会年次講演会
- 人事担当者のためのデータアナリティクス/データリテラシー入門~第4回 人材特性診断を活用したハイパフォーマー分析の一例,単著,2018年,労政時報第3960号
- 二項分布を仮定した一般化線形モデルを用いた人口減少に係る新たな評価指標創出の試み,単著,2020年,日本創造学会 第42回研究大会論文集
- 階層ベイズモデルを用いた市町村別出生確率評価の試み,単著,2023年,日本創造学会 第45回研究大会論文集
- 虐待発生要因の因果ダイヤグラムの推定~強化学習による虐待発生のモデル化を目指して~,単著,2024年,日本創造学会 第46回研究大会論文集