第16回キャリア教育推進フォーラム(自由が丘開催)講師プロフィール

講師プロフィール

小宮山 利恵子(こみやま りえこ)
株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所 所長 /国立大学法人 東京学芸大学大学院教育学研究科 准教授

1977年東京生まれ。早稲田大学大学院修了後、衆議院、ベネッセ等を経てリクルートにて2015年より現職。経団連EdTech戦略検討会座長。他に、東京工業大学リーダーシップ教育院、ANA、熊本県八代市等のアドバイザーを兼務。テクノロジー/AI、五感を使った教育、アントレプレナーシップ教育の領域を中心に国内外問わず幅広く活動。著書に『教育AIが変える21世紀の学び』(共訳、北大路出版、2020年)、『レア力で生きる 「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣』(KADOKAWA、2019年)、『新時代の学び戦略』(共著、産経新聞出版、2019年)など。国内A級(四輪)、AOW、唎酒師。
赤土 豪一(しゃくど ごういち )
株式会社リクルート「キャリアガイダンス」編集長  / 国立大学法人 東京学芸大学客員 准教授

1984年大阪生まれ。早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻(MBA)修了。 新卒でベネッセコーポレーションへ入社。マーケティング・教材開発へ従事。その後、リクルートへ転職。「スタディサプリ」の高校生向けキャリア教育プログラムの開発に従事。2021年4月より、教員向けキャリア教育専門誌「キャリアガイダンス」編集長へ就任。加えて、教育領域におけるResearch & Development組織を担当。2022年4月より、東京学芸大学客員准教授として、公教育を変革する「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」に携わる。
飯盛 聡士(いいもり さとし)
広島城北中学校・高等学校 教諭

教員歴19年目。教員着任前は一般企業で塗料の開発職に従事。現在は学年主任やICT係として「支える人を支える」ことに尽力。「今しかできないことを・ここでしかできないことを」をスローガンとして、コロナ禍前は知識構成型ジグソー法をはじめとしたAL型授業を、コロナ禍中はICT機器を用いたオンライン授業を展開。自称「学校一ケーブルが似合う男」。
金子 勇太 (かねこ ゆうた)
青森県立青森高等学校 教諭

教員歴23年。以前はいかにわかりやすく教えるか、知識を覚えさせるかということに主眼を置いたチョーク&トークの日本史の授業を追究していた。しかし、自分の指導が生徒を「自律」ではなく、「受け身」の学習姿勢にしていることに気付き、ALの導入を試みる。「指導と評価の一体化」を効果的に実現する授業とは何かを常に考え、歴史授業のデザインに奮闘している。
河口 竜行(かわぐち たつゆき)
和洋国府台女子中学校高等学校 主幹教諭 兼 新教育研究部長

桐蔭学園教諭、個人指導塾「河口塾」主宰を経て98年より昨年度まで渋谷教育学園渋谷中学高等学校教諭、今年度より現職。また現在、産業能率大学経営学部兼任講師・認定NPO「JSBN」運営メンバー・「コーチングバンク」登録コーチ。 学びの主体である生徒・学生が、自分の頭で考え自分の意志で行動することのできる自立した存在になることを目ざした、「対話型授業」を実践している。日本教育新聞社&ナガセ主催「夏の教育セミナー」をはじめ、教員・保護者向けの研修講師の活動も行っている。授業レポート掲載:「アクティブラーニング実践Ⅰ」産業能率大学出版部・「アクティブラーニングに導くKP法実践」みくに出版・「えんたくん革命」みくに出版 共編著:シリーズ「学びとビーイング」既刊1・2巻 りょうゆう出版
中村 克(なかむら まさる)
長野県松本深志高等学校 教諭

教員14年目の数学科教諭。数学の授業を通じて高校生がつけるべき力は何かを日々考えている。他教科でつけている力を把握するために、生徒と一緒に大学入学共通テストを受け、数学の授業でつけようとしている思考力や判断力は他教科とそこまで大きく変わらないことを実感した。その経験を踏まえ、生徒は数学だけでなく他教科の授業も受けているということを念頭におきながら、日々の数学の授業をどうするべきかと考えている。
坂上 菖一郎(さかがみ しょういちろう)
ベネッセグループ 株式会社進研アド/京都市立堀川高等学校 卒業生

京都市立堀川高等学校卒業、京都大学文学部卒、大学院文学研究科修了を経て、株式会社進研アド(現職)。大学在学中から教育分野に領域を定め、教員免許も取得のうえ、高校生の進路選択をサポートする経験を得るため現職へ。前向きな進路選択、国語の学習活動の実現のために考えを広げ深める日々です。
溝上 広樹(みぞかみ ひろき)
熊本県立熊本北高等学校 指導教諭

教員歴15年目で、現任校は7年目。大学院では、植物学、昆虫学、生態学、生化学など複数の観点から昆虫と植物の関係性について研究を行い、博士号(理学)取得している。10年前にアクティブラーニング型授業研究会くまもとを立ち上げ(代表)、学びの仲間とともに日々授業研究を行っている。この成果は、授業づくりに反映させるとともに、各種論文や国際会議、研修等で発表している。校内ではSSH研究部長として、校内の探究活動を推進している。指導教諭として、他校の授業改革や探究活動推進をサポートしている。
樋口 知久(ひぐち ともひさ)
北海道深川西高等学校 進路指導部長

教員歴 30年 本校で4校目。 現任校は1学年2~3クラスの小規模校のために地歴公民科全般を担当しながら、進路指導部長、 総合的な探究の時間の全体を見渡す役目など様々な役割を担っています。また、本校には国公立大学進学から就職まで幅広い学力層の生徒が通っています。その中で自然かつ能動的に学習へと誘う問い作りに特に力を入れ、創意工夫を続けながら公共的な空間に生きる人間としての資質向上を目指しています。2014年6月に前任校での道外校視察でAL型授業に出会ってから9年が経ち、ようやく授業者=ファシリテーターという視点の授業にたどり着きました。
勝間田 秀紀(かつまた ひでのり)
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校 教諭

教員歴14年目(現任校では12年目)。現任校では教育研究主任としてSGHの企画委員長、地域との協働による高等学校教育改革推進事業指定校の実行委員長を歴任し、地域探究プログラムの開発と校内の探究活動の推進にあたる。生徒の「本質」を探っていくことができる力を育てるべく、AL型授業を日々模索中。その中で探究的な学びを進める思考ツールや生徒の学びを即時的に把握できる授業ツールに興味を持ち、文系脳のため緩徐ではあるがツールの開発に励んでいる。
豊田 拓也 (とよだ たくや)
熊本県立第二高等学校 SSH探究部 SSH班

教職23年目。SSH指定第5期を迎える現任校ではSSH探究部に所属。前任校では、授業改革プロジェクトリーダー・進路指導主事を歴任し、令和2・3年度には国立教育政策研究所教育課程指定校事業(数学)の研究主任として、主に観点別評価の研究実践を行い全国の先生方に研究成果を発信。昨年度は、探究活動の改革・ICT活用の推進・単位制独自の教育課程編成を所管する教育研究部長を務める。また、高知県や島根県で学習評価に関する職員研修も実施。オープンでフラットな学びの場として「アクティブラーニング型授業研究会くまもと」(通称AL くまもと)の運営メンバーとして学習会の企画・運営も行っている。産能大教育フォーラム(熊本・福岡・愛媛)で代表の溝上氏と共にワークショップを開催した。
石井 英真(いしい てるまさ)
京都大学 大学院教育学研究科 准教授

日米のカリキュラム研究、授業研究の蓄積に学びながら、学校で育成すべき資質・能力の中身をどう構造化・モデル化し、それらを実質的に実現しうるカリキュラム、授業、評価をトータルにどうデザインしていけばよいのかを考えている。小・中・高の教育現場の先生方と一緒に、授業づくりや学校改革にも取り組んでいる。 日本教育方法学会常任理事、日本カリキュラム学会理事、文部科学省「児童生徒の学習評価に関するワーキンググループ」委員。『中学校・高等学校 授業が変わる学習評価深化論』(図書文化)など著書多数。