スポーツボランティア研修会を開催

研究員コラム
スポーツボランティア研修会を開催
5月13日(金)に本学湘南キャンパスにおいて、NPO法人日本スポーツボランティアネットワーク様のご協力の下、スポーツボランティア研修会を開催致しました。

この研修会は、2020東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、今後ますます盛んとなるスポーツ活動を支え、発展に貢献できる人材を育成することを目的として2015年より当研究所が主催し開催しています(今回で3回目)。
研修会には27名の学生が参加しました。その内の9名が入学して間もない1年生であったことは、スポーツボランティアへの関心が大きなことを感じさせます。さらに、昨年にこの研修会を修了した5名が、当日のスタッフ、まさにボランティア、として参加してくれたことも嬉しい限りです。

研修会では、NPO法人日本スポーツボランティア・アソシエーション理事長、東海大学名誉教授の宇佐美彰朗氏から「スポーツボランティアとは」、「スポーツボランティアの活動」についてお話頂きました。また、東京コミュニティカレッジ副理事長、東京都レクリエーション協会理事の澤内 隆氏にはアイスブレイクを中心とした「コミュニケーションスキル」についてお話頂きました。

さて、この研修会を修了した学生達は、5月21日(土)にShonan BMW スタジアム平塚にてSANNOスペシャルデーとして行われたサッカーJ1リーグ公式戦(湘南ベルマーレ対ベガルタ仙台戦)にてボランティアを実践する機会を頂きました。学生達はイベントの会場設営や熊本地震義援金募金活動のお手伝い、さらには山岸シュンスケ氏のポストカード配布を行いました。この時、本学の松岡俊先生とゼミ生が熊本復興支援の1つとして総勢14軒の飲食関係メンバーやサポーターの協力の下で取り組まれた、BENTOプロジェクト「できるを集める!」プロジェクト(それぞれの飲食メンバーが作った料理を詰めたコラボ弁当を、フードパーク内にて販売し、売上を現地の農業支援金に充てる取り組み)の趣旨説明の言葉を目にしました。「できる人が、できる時に、できる事をして、そのできるを集めて支援する」。学生達はこの言葉が、非常に分かりやすくボランティア活動を言い表していると驚嘆していました。
今回、学生達は短期間のうちにボランティア活動について考える機会に恵まれたようです。そしてこの体験が、継続したボランティア活動へとつながってくれることを期待したいと思います。
2016.06.11 12:38 PM | 投稿者:中川直樹