石垣島発!国際会議でSANNO生がプレゼンテーション

「アイランダーサミット石垣」で“SDGs”に基づき施策・アイデアを提言

「Society5.0で求められる能力を身に付ける必要がある」教育の重要性訴え  
「アイランダーサミット石垣」でSDGs提言

自由が丘商店街振興組合の会議室からオンラインで参加した学生達
11月2日と3日の2日間、沖縄県石垣市主催の「アイランダーサミット石垣2023」が開催され、学生が同サミット「産業能率大学オンラインプログラム」にオンライン登壇し、石垣島の課題解決策を提案しました。
「アイランダーサミット石垣2023」は、カウアイ島・バリ島・サルディーニャ島・石垣島の4島が、漂流ゴミなど自然環境問題や島文化継承等について「島から明日を考える」をコンセプトに、2019年にスタートした〝世界一小さなサミット〟です。石垣市と連携協定を締結している本学は、第1回より同サミットに参加し、学生による発表や提言・提案を行ってきました。
今年のサミットのテーマは、「『 IDGs』‐ Inner Development Goals心のものさしの時代へ」。SDGsで掲げる持続可能な世界に必要な、私たちの内面の成長に焦点をあて、環境変動、離島経済、循環型社会など地域の課題に対し、いかに自分事として捉え行動できるかを各方面の有識者が議論しました。
参加した学生は、経営学部の授業「石垣島‐自由が丘ブランディング」の履修生達。3チームにわかれて島の課題を調査し、市場調査やマーケティング分析の結果から導き出した解決策をサミットで提案しました。運転者不足によりタクシーが捕まらない課題を解決する「ゆんタク」や課題解決型ホームステイ「おりとりPJT」など、島の問題を若者ならではの視点で自分事化し、スモールチェンジから未来を変える提案に、石垣市役所や有識者の方から実現性など多くの意見をいただきました。また、学生からも質問を行い、予定時間を延長し議論を深めました。また、サミット参加をきっかけに横浜市のコミュニティFM「FMサルース」への学生の出演が決定。12月6日、13日、20日の同番組に1チームずつ学生が出演し、提案内容を紹介しました。
YouTube Liveでライブ放送された石垣島アイランダーサミット

アイランダーサミット石垣とは

石垣市がホスト役となり、カウアイ島(米国)、バリ島(インドネシア)、サルディーニャ島(イタリア)のゲストを招き、国内外の有識者とともに環境、コミュニティー、次世代ビジネス、幸福学、ガストロノミーなど、あらゆるテーマでアイデアを交換し合うネイチャー型のサミットです。

「アイランダーサミット石垣」
・主催:アイランダーサミット実行委員会
・共催:XPJP、ホットスケープ
・協力:石垣市、オランダ王国大使館
・日程:2023年11月2日(木)~3日(金)
・テーマ:「 IDGs 」 Inner Development Goals 心のものさしの時代へ
アイランダーサミット石垣公式WEBサイトはこちら
<2023年度掲載>

SANNOと石垣市とのパートナーシップ

2016年3月、SANNOは、沖縄県石垣市、バイオベンチャー企業ユーグレナ社、自由が丘商店街振興組合と連携協力協定を結びました。このコラボレーションプロジェクトの中でSANNOの学生たちは、自由が丘と協力して石垣市のプロモーションプランを企画しています。石垣市が持つ資源を教材に、自由が丘という絶好のマーケティング基地を活用し、地域創生プランを考える。学生たちの若い感性と行動力が期待されています。

また、石垣市との提携によるコラボレーションの取り組みとして、1年生全員が取り組む初年次ゼミのPBL(Problem Based Learning)において石垣市の課題解決に取り組んでいます。

持続可能な開発目標(SDGs)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
※引用:外務省 持続可能な開発目標とは
※2019年掲載