経営学部 佐藤義博ゼミ

経営学科
活動している会社組織を積極的に体験し、経営知識を活かす
佐藤ゼミでは、会社で働いている方との交流を積極的に進めています。具体的には、経営コンサルタントが開催する社員の問題解決のグループ会合に参加して、学んだ経営知識を発言しています。2023年度は会社研究として、出席会社の社長や社員の方へのインタビューや会社訪問を行い、学生の立場から見た会社案内を作成し、参画した大会で発表しました。 4年生は、経営学の知識を振り返り、各学生の関心事について卒業レポートを作成することで、自身のまとめとしています。

ゼミの取り組み

企業の課題解決に関する会合への参画
ゼミのメイン活動となるのは、「ドラマティックマネジメントアワード」(略称:ドラマネ)という日本イノベーション協会が主催する会合への参画です。この会合では、民間企業に勤める社会人の方々が自社の課題解決に向けて毎月集まり、相互支援しながら解決に向け尽力します。私たちは、社会人の方々と同じグループに参加し課題解決に向けディスカッションを行います。普段大学で学ぶ経営知識をより現場に近い状態で学ぶことができ、実践的な課題解決に役立っていることに加え、働いている社会人の方々とお話しできる貴重な機会であり、自分のキャリア設計にも役立ちます。(4年 菊地 佑紀歩)
ゼミ活動としての成果
2023年度はゼミ活動の制作物として、会社案内やコーポレートサイトを作成しました。学生それぞれが参加企業の社長や社員の方々へのインタビューや会社訪問を通じて完成させました。このような制作物を通して、より企業への理解を深めることができ、社会人のスピード感を体感することができます。 また、3月に開催される企業の課題解決の成果を発表する本大会では、大会運営の役割を担いました。舞台に出る司会や進行、プロの業者から直接教わる照明・音響・資料の映写、受付・会場誘導など様々な役割があります。緊張感があるなか、これまで触れたことのない機器を操る貴重な経験ができました。(4年 町井 梨花)

学生によるゼミ紹介

SANNOの学びを体感できるゼミ

佐藤ゼミの魅力は何といっても学生が主体的に学ぶことができる点だと考えます。メイン活動となる「ドラマネ」では、相互支援が大きなテーマとなっており、学生には学生視点の意見が求められます。活動する中で、求められていることは何か考え行動することや、課題解決を通じて組織文化や風土といった内面部分に触れることができ、社会人になる準備をすることができると感じました。また、ゼミ運営では主体性を尊重し挑戦できる環境があります。佐藤ゼミを通してSANNOでの学びをより濃くできたのではないかと思います。(4年 菊地 佑紀歩(広報担当))

社会人と密接に関われるゼミ

佐藤ゼミでは授業や授業外の活動などで社会人と密接に関わる機会が多いです。メイン活動となる「ドラマネ」では半年間、企業の課題解決に向けて社員の方々と一緒に活動していきます。会社訪問や懇親会への参加を通じて、深く関わることができます。また、ゼミに所属した当初は社会人の前では緊張して自分の意見を伝えることができませんでしたが、この活動に参画しているうちに自分から話せるようになっていました。臆せず話せるように成長できたので、佐藤ゼミで良かったと思いました。(4年 町井 梨花(広報担当))
学生に期待すること
社会で役立つ知識や技術を学び、成果を出せる社会人の育成を目指しています。講義だけでなく実践で学んだことを社会に出て、活かせる学生を期待します。社会人との交流を積極的に行いますので、社会や企業に対する問題意識や、ビジネスリテラシーも鍛えられます。