経営学部 佐藤義博ゼミ

経営学科
学んだ経営知識を実践する機会を創る
佐藤ゼミでは、社会人の方との交流を積極的に進めています。まず、担当会社の社長や社員の方にインタビューを行い、まとめた会社研究をその会社の方に発表します。続いて、コンサルタントの方を交え、6か月間その社員の方と会社課題に対して、一緒に解決に向けた議論や発表に携わります。具体的な会社の方との活動は、就職活動にとても役立っています。また、4年では経営学を用いて、レポートを仕上げ卒業文集としてまとめます。

ゼミの取り組み

企業の課題解決に関する会合への参画
 ゼミメンバーは、Doramatic Management Award(略称:ドラマネ)への参画をします。ドラマネとは、日本イノベーション協会が行っている活動で、民間企業の方々が、半年間自社の事業課題解決活動を行い、優秀な会社を表彰する活動です。
 2年・3年のゼミ生は、スタッフメンバーとして参加します。そして、会社の方へのインタビューや、会社の事業課題やその解決策について会合に加わります。その会合の後は、懇親会もあり、社員の方や社長とも話ができます。本大会の表彰式では、学生と事務局でプロジェクトを創り協働で大会の運営支援を行います。本大会でも、学生のプレゼンテーションの機会があります。
経営学を用いた研究レポートの作成
 4年次では、現代の社会状況や自身の関心事について経営学を活用して、テーマレポートを作成してもらいます。まず、経営学について概要をみんなで振り返り、字数も定めずに自身で課題だと考えたテーマについてレポートを作成して発表してもらいます。発表したレポートは卒業文集として編集しゼミ生に配布します。

学生によるゼミ紹介

学生が社会の中で挑戦できるゼミ

 当ゼミは社会の中で挑戦できるゼミだと思います。ゼミを象徴するドラマネ活動では、民間企業の課題と現状に対して直接社会人の方へ自身の考えを述べるディスカッションや課題解決立案、ビジネスモデル分析を行います。私にとって、特定の企業の課題解決立案と分析を社長と専務の方へのプレゼンテーションは大きな挑戦でした。そこでいただいた意見と反応から、自身に不足している知見や企業を代表する方々の視点を知りました。佐藤ゼミは学内での学びを社会人との会合で活用し、新たな学びに繋げることのできるゼミだと思います。(小川 勇平)
学生に期待すること
 授業で学んだことを社会人の方々に、実践してみたいという学生を求めます。社会人との交流を積極的に行いますので、社会や企業に対する問題意識や、ビジネスリテラシーが鍛えられます。