情報マネジメント学部 勝間豊ゼミ

現代マネジメント学科
観光情報学のすすめ
インターネットは様々なビジネスの基盤として重要な役割を担っています。本ゼミでは「観光情報」を題材として「情報の流通」の在り方を考えます。どうすれば多くの人に分かり易く観光地の魅力を伝えられるか、どのような点をPRすべきか等、観光地の魅力を多角的に捉え、それを“情報”として広く流通させる方法を考えます。また、情報を正確に伝えるために技術面だけではなく、“表現方法”についても発信者目線、顧客目線で多角的に検討を行います。

ゼミの取り組み

伊勢原観光調査と観光マップの制作
伊勢原市内を対象に、観光リソースのフィールドワークを行っています。古い街道や寺社仏閣などの「古き良き日本」の風景を見つけ、その魅力を伝えるための表現方法について考えています。学生目線で関連地域などを取材し、その良さを伝えるための観光マップを制作しています。
統計データ分析の基礎と情報発信の在り方
国や県によって公開されている「観光オープンデータ」を基に観光地の状況を定量的に捉えるための統計分析を行っています。統計分析の“結果の意味”を理解し、そこから地域観光の強みと弱みを読み取って行きます。また、その結果を基に、長期的視点から観光客を増加させるための施策の検討、効果的な情報発信の在り方などについて学生の目線から考えて行きます。

学生によるゼミ紹介

“観光の情報化”とは?

3年次は、「伊勢原市の観光に貢献する情報発信」が主テーマでした。コロナの影響により、楽しみにしていた観光資源の直接取材ができなかったとはとても残念でした。しかし、ポストコロナを考えて、何ができるだろうか?と考え、メンバー4人で活動しました。色々な資料を調査し、いくつもの案を出しましたが、「どれも二番煎じ」の内容で納得できませんでした。最後に考えたのが、外国人向けのデジタルフリーペーパーでした。読みやすい印刷物のフリーペーパーとGoogle mapを結びつけるアナログとデジタルの融合による観光情報の発信でした。模擬的なフリーペーを作るまでを行い、その結果を瑞木祭で発表したところ視聴して下さった多くの方から面白い案だと好評をいただきました。
今回の活動では、「考えること」と「形にすること」の難しさ、楽しさを知りました。
(M.Y君)

有価証券報告書には情報がいっぱい

以前から興味のあった、某航空会社の有価証券報告書の情報分析を行いました。有価証券報告書の読み方は、簿記の授業で学びましたが、実際に大量のデータを自分で読み解いていくことはとても大変でした。時系列的に売上や利益率の変化を調べ、大きな変動の有った時期には何が起きたのか?を過去の新聞記事などを基に調べました。さらに、できごとが起きた理由についても、組織マネジメントの在り方を中心に掘り下げて調べて行きました。これまでは、有価証券の読み方、組織の活動などを個別の課題として学んできました。しかし、ゼミ活動では、「全てを結びつけて広く深く学ぶ」ことを実践しました。本当に大変な活動でしたが、従来のような方法と比べてとても多くの学びがありました。
(K.Rさん)

財務諸表のデータベースを作ろう!

財務管理とデータベースに興味を持っていたため、3年次のゼミでは「財務諸表の構造を有したデータベースの開発」に取り組みました。財務諸表は、階層化された構造を持っていますが、現在のRDBMS(データベースシステム)は、階層化されたデータは複数に分割再構成してから格納されます。しかし、それは非常に手間がかかります。そのため、「階層化構造を持ったままデータベースにできないか?」と考えました。最初に、「財務諸表」の詳細について理解し、次に「データベースの技術全般」についても理解しました。しかし、作り始めると問題が次々と発生して開発は進まず、何度も挫折しかけました。その都度、資料を何度も読み直し、方法を変えて試行錯誤し少しずつ進めました。その結果、瑞木祭の直前には納得の行くシステムを完成できました。
今回の活動では、財務諸表とデータベースという2つの分野を深く掘り下げて学ぶことができました。同時に、絶対にあきらめないことの大切さを学べました。これを忘れず、次は就職活動に向けてしっかりと頑張りたいと思います。
(Y.R君)
学生に期待すること
これからの社会では、“情報を使いこなす能力”が重要になります。そのためにも「正しい情報を作る能力」と「情報を流通させる能力」を獲得し"情報を使いこなす"リーダーを目指して欲しいと考えています。