経営学部 番田清美ゼミ

経営学科
The Power of Dreaming
コロナ禍により人と人には物理的なSocial distanceが求められるようになりました。しかしネットを介したコミュニケーションの利用は爆発的に進み、グローバルな対話も瞬時にできるようになりました。番田ゼミでは、研究活動を通して時代の変化に柔軟に対応できる人材を育成することを目指します。

ゼミの取り組み

ウルシの木活用プロジェクト
FEEL J株式会社・加藤千晶代表とコラボさせていただき、漆を掻き切った後の廃材となった「ウルシの木」を活用して、商品化を行うプロジェクトに参加させていただきました。コロナ禍でほとんどすべての授業が遠隔となりました。しかし、学生たちは、文献調査はもちろんのこと、Zoomによる話し合い、さらには海外へのweb調査、その後の解析と、非常に積極的に取り組みました。調査を根拠とした「ウルシの木」の魅力を最大限に引き出した個性溢れる商品開発を成し遂げました。自由な思考と探求心があれば、何でもできることを証明してくれました。

学生によるゼミ紹介

個性豊かで刺激となるゼミ

今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは異なるプロジェクトになったため、ゼミ長として不安もありましたが、プロジェクトをしっかりとした形にすることができて良かったと思います。番田ゼミはゼミ生の一人一人に個性があり、私はゼミ長としてその個性を活かすために尽力する中で、ゼミ生から沢山の刺激を受けました。それによって、私は以前よりも視野が広がり、柔軟に物事を捉えることができるようになりました。苦労した時もありましたが今ではゼミ長を務めることができて良かったと心の底から思っています。(柴田 遼空)

一人一人が意見を持ち行動できるゼミ

副ゼミ長として、ゼミ生がより積極的に行動するように、まずは自分がアクティブラーニングを意識しました。その一環で、先生だけでなくゼミ生に質問をしてみると、自分で想像できないほど深く考えていたり、素敵なアイデアを出していて、一人一人が自立して思考するゼミなのだと感じました。そのため、考え方やアイデアの出し方で勉強になることばかりでした。私の意見や質問を出す姿勢は、そんな素敵な考えを意見として共有するために、貢献できたと実感しました。(小林 くるみ)

ウルシの木を活用したつり革の開発

ウルシの木をマネタイズするための商品開発を行いました。私はプロジェクトで班長を務めましたが、商品開発に苦手意識を持っていたので初めはとても不安でした。そんな時、身の回りをよく見るようになり、コロナ禍の中で何が求められるのかを考え、ウルシの抗菌性に着目し電車に乗った時につり革という案が浮かびました。今回のプロジェクトを通して学んだことは、商品開発は何が求められているのか、開発したら周りの変化はどうなるかを考えていくと自分なりの案が浮かぶということです。自分が成長できるとてもいい経験ができました。(茂木 つばさ)

廃材を利用した商品開発~ウルシサンダル~

廃棄されてしまうウルシの木を再利用した、日本と中国に向けての商品開発を行いました。さらに、SDGsの目標12の「つくる責任 使う責任」に注目し、一つのソールで様々なデザインに変えられるサンダルを考案しました。そして、WEB調査から商品への反応を分析しました。「あったらいいな」というものを実現させるまでには、ニーズや課題解決というプロセスを乗り越えなければならないことを実感しました。しかし、自分が考えた商品を欲しいと思ってくれる人がいることがわかった時や、商品が現実味を帯びていった時は達成感を味わうことができました。(島村 和佳奈)

日米のMacbookユーザー向け URUSHIキーボードカバー

新型コロナウイルスによって除菌への意識が高まる中で、漆の特徴である抗菌性を付与した日常的に使える商品を作りたいと考え、「URUSHIキーボードカバー」を企画しました。webアンケートを実施し多くの方から回答を得て、その後統計解析を行いました。商品提案に留まらず、本当に人々に需要のある商品を作るためにデータを分析し、その結果を踏まえ、さらに改良していく、という本格的なビジネスの目線で商品提案をすることができました。コロナ禍の作業で、チームで動くことなど難しい点もありましたが、貴重な体験ができ成長することができました。(中里 百李・佐々木 里菜)

ウルシの木を活用したぐい呑みの提案

私たちの班では、ウルシの木を活用した日本酒用の酒器「URUSHIぐい」を提案しました。プレゼンテーション用のパワーポイントや商品説明動画、また抄録のブラッシュアップを繰り返すことにより、細部までこだわることができる修正力が身についたと実感しています。そして何より、実際に対面してプロジェクトを進行することが叶わない状況の中で、十分なモチベーションを維持することや、商品に対するイメージを共有し具体化していくことが大変でしたが、それを乗り越えたことで大きな自信を得ることができました。(片井 梨帆・唐木 将彦)

海外へのWEB調査を行って

中国語のアンケートを集める工夫としては、SNSを駆使し積極的に中国の方に自分から話しかけていきました。中国語に変換しながら話していたので、簡潔に分かりやすい言葉を選びながらコミュニケーションを取るように努力しました。中国人と日本人の結果を比較すると、中国人は低価格志向でリサイクルへの関心が薄いことが分かりました。また、年代別では差がなかったものの、中国人は学生や主婦より公務員が興味を示しており、職業別では差が見られました。(服部 史歩・富田 翔大)

B to Bの商品開発研究を通して

商品開発において、全国の鉄道会社を対象に抗菌つり革の需要の有無を調査しました。コロナ禍の今、対策が十分でない会社も多く、抗菌つり革は需要があると考えました。つり革の不燃性に対する疑問やコスト面など商品の深いところまで、企業側も信頼できる情報を求めてくるため、調査には十分注意しました。ニーズの幅が狭く、ニーズに見合った商品を作るためには徹底的に調べることが調査の要でした。今回の商品開発を通して、商品を追究していく楽しさ、難しさを実感し、追究を深めていくとニーズがある企業が見えてくると学びました。(長谷川 聖・岡﨑 智洋)

All English Campの実施

All English Campは2020年2月に、1泊2日で都内の宿泊施設を借りて実施しました。みんなで楽しみながら英語に触れることを意識して準備しました。3ヵ月前から宿泊施設の予約、当日の流れなどを先生や幹部のメンバーと話し合いを重ね、みんなが少しでも楽しめるように工夫をしていきました。苦労したことは、施設の方と学生の間に立って話を繋げることでした。活動を通して、組織を統率することや組織のスケジュール管理などの難しさを実感しました。短期間の活動ではありましたが、責任感を持ってやり遂げることができ、自分の自信になりました。(横山 友哉)

B to Cの商品開発研究を行って

漆を掻き切ったあとの廃材となった木材を使用して、商品開発を行いました。ウルシの木の抗菌性を利用して、除菌を意識しているPCユーザーに向けて「キーボードカバー」を考案しました。コロナ禍にニーズのある商品を産み出せることを学びました。(三上 華怜・虫明 誠悟)

ケニア大使館 訪問

SNSを利用しているケニア人に向けて、日本産ビールの「キリン一番搾り」を認知してもらい購入してもらうために、SNSを活用した研究に取り組みました。そこでケニアについて深く知るためにケニア大使館へ伺い、文化や産業、ビジネス、政策についてお話を聞くことができました。本研究を通じて、ケニア人は商品を購入する際に、SNSの内容や口コミを重視していることがわかりました。日本の文化との違いがあり、グローバル人材を目指す私たちとって非常に良い経験を得ることできたと思います。(佐久間 翔大・松永 麗々・佐藤 翼)
学生に期待すること
論文や書籍を読む力、調査をして分析し、考えぬき、それをまとまった形にする力を身につけることが大学生活の醍醐味です。よく学び、よく遊び、まだ見ぬ世界を冒険しましょう!