経営学部 齊藤弘通ゼミ

経営学科
自分たちの見慣れた日常を見つめ直す
齊藤(弘)ゼミでは、フィールドワークや行動観察、インタビュー調査といった質的な調査手法とその考え方を学び、自分たちにとって身近なテーマで問いを立て、データを集め、仮説を作る調査研究を行っています。質的調査を実践することで、見慣れた日常を見つめなおし、日常に隠された「意味」を「読み解く力」を養います。

ゼミの取り組み

質的調査法を用いた調査研究
2年次ゼミでは、様々な演習を通して行動観察やインタビュー調査など、質的調査法の基礎を学びます。
3年次ゼミでは、質的調査法を活用し、大学生の購買行動やアプリの利用実態、食生活など、大学生のライフスタイルをめぐる調査研究をチームで行っています。大学生の「普段の日常」を調査し、大学生の何気ない行動や生活パターンに隠された潜在的ニーズやこだわりを明らかにし、企業様に対し研究成果を発表・報告しています。4年次ゼミでは、各自で研究したいテーマを設定し、質的調査を用いた個人研究に取り組みます。
4年次個人研究発表
3年次チーム研究発表
3年次ゼミ チーム研究でのディスカッション風景
3年次ゼミ夏合宿
3年次ゼミでは夏休みに合宿を行い、後学期に取り組む調査研究テーマの検討や調査法の勉強のほか、BBQや様々なレクリエーションを通してゼミ生同士の親睦を深めています。
夏合宿でのBBQ
産能祭での研究成果発表
11月の産能祭では、3年次ゼミ生が取り組んだ質的調査によるチーム研究と、4年次ゼミ生が取り組んだ個人研究のうち、優れた研究報告をポスター展示し、ご来場者に自分たちが取り組んだ調査研究の内容を説明しています。
産能祭での研究展示
4年次ゼミ研究発表写真

学生によるゼミ紹介

「灯台元暗し」を探すゼミ

当たり前にこそ発見がある。自身にとっての当たり前は他人にとっての当たり前とは限りません。逆もまた然りなのです。他人にとっての当たり前は自分に大きな刺激を与えてくれることがあります。しかし、当たり前である以上、普通に生活していたら気づくこともありません。齊藤(弘)ゼミでは常識を疑い、予定調和を崩すことを軸に「質的調査」を行なっています。質的調査を学ぶゼミ活動の中で「違和感こそ面白い調査の入り口」であると感じるようになりました。企業様との共同研究では、リアルタイムで開発に携わっている方々に調査の成果を披露することができます。この共同研究は自分に力がついていることを実感する機会となっています。産業能率大学には珍しく「非効率を追求する」内容が多く含まれています。しかし、新幹線での旅と鈍行列車での旅では魅力が違うものです。時流の流れが早すぎる今だからこそ輝く力が身につくのが齊藤(弘)ゼミだと私は考えています。(白井 光)

脱!予定調和

弘通ゼミは『予定調和を崩す』をモットーに、新たな観点からものの見方を考えたり、世の中のお困り事を見つけ、それをより良くするにはどうすべきかなどを考えます。
様々なものの見方を学べる為、日常生活にも新たな気づきが生まれ、実生活にも役立つ学びが多いです。
弘通ゼミの特徴は、先生も含め個性が豊かな人が集まっていること!型にとらわれない考え方や、思いついたアイデアを出しても「それいいね!」と受け入れてくれる雰囲気も弘通ゼミの特徴だと思います。
ゼミ合宿では先生も含め予算500円以内でプレゼント交換をしたりなど、楽しいことが好きなゼミ生が集まっています。(権藤 葉月)

自分が好きなことを、好きな風に研究できるゼミ

弘通ゼミでは、4年生で必ず卒業研究を行います。私は最後の研究テーマを「スターバックスのエクストリームユーザーがスターバックスに通い続ける理由」に設定し、自分の納得がいくまで研究しました。インスタグラムでスターバックスについてよく投稿しているひとを探し、その投稿についているハッシュタグや文面からその人がどんなひとでどんな風になりたいのか、なぜスタバに通い続けるのかについて考察しました。この手法はテキスト分析と呼ばれるもので、インタビューなどとは違い本人に意図を聞くことができない分想像力や細かく観察する観察力が必要です。大変ではありましたが、いままで何度も行なってきたワークショップなどを通して自分ならできるという自信がついていたので最後までやりきることができました。結果的には先生からも高評価をいただき、自分としても学生生活の最後にこのような研究ができたことは大きな糧になったと思っています。自分が好きなことだけ、好きな風に研究できる幸せは今しか味わえないと思います。あなたも弘通ゼミですきなこと、満喫しませんか?(畝 菜摘)

面白い、楽しいを見つけられるゼミ

齊藤(弘)ゼミでは、フィールドワークを専門に学びます。フィールドワークとは、そのテーマに即した場所(現地)を実際に訪れ、その対象を直接観察し気づきを得るものです。設定した研究テーマに対して各々が自由な発想や観点で調査を行います。正解は、1つだけではなく自分なりの新たな発見を見つけていく楽しさがあります。チームで取り組む機会が非常に多く、みんなで協力して1つのことに取り組む経験をたくさん積むことが出来ます。ゼミ生の仲が非常に良く、協力して楽しみながら学ぶことが出来るのが魅力のゼミです。(宇田川 達矢)

当たり前の日常の中に面白いことがたくさんあることに気がつくゼミ

弘通ゼミでは質的調査に取り組みます。自分の身の回りのことに疑問を持ち、それをテーマにインタビューや行動観察などから最終的に仮説を立てていきます。質的調査の魅力は色んな人の考えや感覚に触れることができる点だと思います。普段生活している中では聞き流している発言や見逃している行動に目を向けて一歩踏み込んでいくことで自分にはない感覚を知ることができ、新しい気づきを得られます。その新しい気づきが自分を成長させてくれるとてもよい刺激になっています。モノやサービスが世の中に溢れていて何も考えなくても不自由なく生きていける時代だからこそ興味のアンテナを張って問題意識を持ち続けることで当たり前の日常の中に面白いことがたくさんあることに気がつき、見えていた世界が少しだけ変わって見える感覚を味わうことができます。
私は質的調査に取り組むまで周りの人々にさほど興味はなく、特に問題意識を持って生活していませんでした。しかし自分なりに質的調査に一生懸命取り組んでいくうちに興味がなかった周りの人々がみんな違う感覚を持った面白い人間に見えてきて、日常の小さなことにも問題意識を持てるようになりました。大げさな体験がなくとも、当たり前の日々の中で確実に成長できるゼミです。(向井 康太)

刺激があって多様な考えが生まれる、面白い場所

弘通ゼミは、非効率的な時間を大切にしています。調査したデータを手探りの状態からじっくりと見つめ、考えているとあるとき突然糸口が見つかります。その瞬間は何とも言えない達成感があります。仕事をたくさん効率的にこなすことも大切な経験ですが、身近にある物事を様々な角度から見て新しい発見をすることは非常に価値のある体験だと思います。経験のある教授、豊富な資料、周囲にいる協力してくれる人たちが揃っている環境で自分の興味のあることを好きなだけ研究できることが大学生の特権です。産能のゼミの中では毛色が違う、アカデミックさがこのゼミの特徴です。
また、弘通先生が変わっている人であるせいかゼミには変人がたくさん集まっています。刺激があって多様な考えが生まれる、面白い場所です。(今里 優夏)

目に見えない“感覚”に価値がある

私たちの日常は不思議なことで溢れています。当たり前だと思っていることを当たり前と思わず、なぜそうなっているのかを考えるのが弘通ゼミです。調査テーマはSNSやコンビニエンスストアなど、とても身近なテーマなため、楽しみながら調査に取り組むことができました。小さな疑問を大事に取り上げ、インタビューや討論で実際に起きていることや行動の裏側にある心理について探っていきます。そうすることで、当たり前に起こっていることがなぜ起こっているのかを見つけることができるのです。私たちは若者の感覚について重点を置いて調査していますが、実際に企業の方にも納得していただき、たくさんご意見をいただけるので、とても刺激的な活動です。実際に集めたデータをもとに調査をしますが、統計的なデータだけではなく、直感や気持ちなどの見えない感覚を大事にすることで、表面上だけでは終わらないというのもこのゼミ活動の特徴です。毎日をただ過ごしている自分を変えたい。そして、クリエイティブな活動がしたいと思っていた私にぴったりのゼミでした。現状に満足できていない方や新しいことが好きな人にはとても魅力的なゼミです。(渡邊 澪央)

オフラインでもオンラインでも

ゼミの方針「脱・予定調和」で、あえて横向き掲載
私の普通が誰かの特別であり、誰かの普通が私にとっては発見である。弘通ゼミでは、そんなことを学びます。「なんで私はこんなことを真剣に考えているのだろう」、「でも逆になんでみんなはこれに疑問を持たないのだろう」が、調査開始の合図だったりします。また、自分や友達の日常から派生する疑問を追ううちに出てきた答えは私達だけの感性であり、私達にしか出せなかった答えです。こんな調査を活動としている弘通ゼミでは、オンラインでもオフラインでもやることに変わりはありませんでした。この状況下だからこその題材が生まれたり、これまでとは違った価値を発見したり、変な人たちは画面を通じても変だったり…オンでもオフでも常に変な弘通ゼミはある意味、新生活様式に順応しています。(川崎 彩香)

小さな発見が大きな結果へ

弘通ゼミは「大学生の購買行動と背後にある感覚・価値観の探索」をテーマとし研究活動を行う質的調査研究ゼミです。質的調査はグループインタビューや行動観察といった調査技法から「深く狭く」追求していき、量的調査では見られない細かなニュアンスや根本に秘めている潜在的な考え方を引き出すことができます。普通に生活しているだけでは分からない潜在的な部分にフォーカスしていくことで、新しい発見がたくさん生まれます。企業との共同研究では、企業側のシーズと私たち大学生のニーズに大きなずれがあることが分かりました。グループインタビューなどで得た小さな発見が大きな結果へと繋がり「企業が当たり前だと思っていたことが覆される」のです。ここに質的調査の面白さが隠れています。1つの視点に囚われず多面的な視点から物事を観察していくことで小さな発見がたくさん見つかり、やがて大きな結果へと結びついていくのです。研究活動中はまさに「謎解きをしているような感覚」があり、見えないものを見えるようにするというのはメガネやコンタクトをしている時と同じで、見えた時にはとても気持ちよく達成感に満ち溢れるものとなりました。普通じゃつまらない!日常に隠れた面白さを見つけ追求してみたい人はぜひいらしてみてください。このページにも普通じゃないものがもしかしたら見つかるかもしれません。集合写真がそっぽを向いていると思った人はいませんか?そうです、そこに質的調査の面白さが隠れています。(小宮 渉)
学生に期待すること
探究は自分たちの見慣れた日常、当たり前を見つめなおすところから始まります。
●問題意識を持つ
●すぐに答えを求めようとしない
●無駄を楽しむ
●「A」か「B」か、と問われたら「C」と答える
ゼミの活動を通して、学生時代にこうしたマインドを養って欲しいと思います。