SANNO VOICE

学生起業家輩出プロジェクト1期生、大学1年で株式会社を設立!

経営学部1年 曲木 雄吉  東京都立狛江高等学校出身
起業にチャレンジするために進学
小さい頃から祖母や父が店を経営する姿を見て、自ずと起業に興味を抱いていました。高校までサッカーを通してセルフマネジメントの大切さを学んだので、大学では、自分を鍛える意味で起業にチャレンジしたいと思い、産業能率大学に進学しました。
チャンスは、入学直後に巡ってきました。大学で「学生起業家輩出プロジェクト」がスタートしたのです。この機会を逃していけないと思い、迷わずプログラムへの参加を決断しました。
成長市場である「リユース事業」で起業に挑戦
このプロジェクトの最終ゴールは起業です。3クールに分かれて、それぞれのクールで実際に事業を起こしながら、経営スキルやノウハウについて学んでいきます。
私は、まず初めに、特別なスキルや経験・実績・信頼もない大学生が起業で成功した事例や市場をリサーチしました。その結果、リサイクルショップやフリマアプリの売上が伸びているリユース事業に着目しました。

「フリマアプリで販売するのが面倒」「粗大ゴミの処理費用や回収費用が高い」「リサイクルショップの営業時間に行けない」といった、リユースのサービスに関する課題を解決するビジネスを行うことに決めました。
リユース事業の鍵は「仕入れ」にあります。既存のリユース店のチラシなどを研究し、検証した結果、「24時間・無料・自宅訪問」をキャッチフレーズにPRし、仕入れを伸ばすことができました。

商品が売れるかは、やってみなくてはわかりません。損をしてしまうかもしれないという不安は常にありましたが、緊張感がむしろモチベーションになりました。
Copyright MAGAKI Co .,Ltd.

「株式会社MAGAKI」設立

講師の黒石先生の後押しもあり、プロジェクト期間の後半は実際に起業するための準備、そして実際に起業してから経営を行うための準備を行いました。
起業にあたって、定款や登記申請書などの必要書類の作成、会社の実印の作成、そして、登録免許税、印紙代、各種手数料等に資本金を加えて30万円ほどの費用を事業利益から捻出し、手続きを行いました。これらのステップを経てようやく株式会社MAGAKIを設立することができたのです。

設立後も、年金事務所や税務署、労働基準監督署、ハローワークでの手続きがあり、毎年度、決算書や税務申告書を作成するなど、経営者としてやらなくてはならないことは尽きません。
私にとって株式会社MAGAKIは、リアルな教材です。まだ始まったばかりですが、この教材を活用し、経営学を深く学び、さらに事業を発展させていきたいと思います。
会社の定款も一から勉強して自分で作成した

講師:黒石健太郎先生からのコメント

講師|黒石健太郎氏/株式会社ウィルフ代表取締役社長
【良かった点】
①周囲に流されず、自分で考え、行動できる
学生時代に起業するということは、自分だけ厳しく辛い困難な道を歩むことを意味する。一般的に、多くの人は、周囲に努力しない人がいると、流されて努力しない人は多い。曲木君は、周囲に流されることなく、ブレずに自分自身の目標に向けて動き続けられる人。だからこそ、資本金も集めることができ、1年生で起業にいたることができた。流されないというのは、言うのは簡単だが、想像以上にできる人はいない。しかし、起業するには必須の力。

②泥臭いことも、大変なこともやり切る力
創業当初は、すべてが社長の仕事。泥臭いことも面倒なことも含めて全部自分がやることになる。曲木君は、どんなことでも愚直に圧倒的な推進力でやりきっていた。

【成長した点】
①主体性と当事者意識が大きく成長
前半は、2回の事業立ち上げ機会の際に、売上ゼロで終わっていた。その理由は、「他メンバーが動いてくれなかったから」という理由だった。しかし、起業家である以上、他メンバーが動かないなら、自分が全て巻き取ってでも主体者として推進しないとどんな事業も立ち上がらない。後半は、他人のせいにすることができない環境に身を置くことで、1人で全ての業務に取り組み、収益化に成功。主体性と事業に対する当事者意識が備わった点は、起業に必須の素晴らしい成長。

②顧客視点で事業を改善し続ける姿勢
既存の成功事例となっている事業モデルを研究することに加え、自分自身で実際にお客様と接点を持って気づいた仮説を、スピーディに形にしてサービスを磨き続けていた点が本当に素晴らしかった。結果として、広告宣伝を通じた反応率も、それまでと比べて3倍以上に引き上げることができていたのは、努力の賜物。