SANNO VOICE

中嶋記子  経営学部 経営学科 4年 内定先:エイベックス株式会社 東京都立東大和南高等学校出身

深く思考すると、考え方が変わる

“売り方”を多角的に考えてみた
大袈裟な言い方かもしれませんが、大学に入学して、つくづく思いました。「人生は学ぶことで変わるんだ」と。
きっかけはゼミの活動で行った販売実践です。私たちは、東北の復興支援も兼ねて東北の名産品を売ることになりました。販売商品は決まっているものの、売り方は自由で、戦略も方法も全て学生たちで考えます。売上げ目標はありませんでしたが、2年上の先輩たちの実績を参考にすることにしました。
実績を調べたところ、なんと3,000万円を超えていたのです。どうやって売上げたのだろう?まずは先輩たちの方法を真似て、フード・フェスタに参加し、一般の方々を相手に対面販売を行うことにしました。結果は大惨敗。負けず嫌いな私は、悔しくて夜も眠れず、自分自身にリベンジを誓いました。
失敗があるからこそ、深く考える
しかし、いくら考えても先輩たちを上回れるイメージが湧いてきません。そこで一般の消費者を相手にした対面販売を諦めることにしました。
着目したのが、企業の社会的活動を推進するCSR部門でした。被災地支援に理解を示してくれると思ったのです。課題は、企業とのつながりが一切ないこと。とりあえず食品関連企業にターゲットを絞り、電話でアポイントを取るところからスタートしました。電話口に出てもらえないこともありました。しかし最後は、私たちの熱意を感じ取ってくださった大手食品メーカーの数社から協力を得ることができました。売上げもゼミ全体で3,500万円になり、生産者の皆さんにもとても喜んでいただけました。あの大惨敗がなければ、きっと対面販売にこだわっていたことでしょう。失敗があるから、知恵を働かそうと思考する。深く考えると、発想を変えると、今までとは違う世界が見えてくるのです。
※2018年掲載