十勝の農産物のPRを目的に商品開発! 自由が丘でテストマーケティングを実施

マフィン開発の経験を生かし農業ビジネスプランを構想したい

農業ビジネスの可能性を研究する倉田ゼミ
私が所属する倉田ゼミでは、変容する「アグリ・食糧ビジネス」をテーマに、アグリビジネスの可能性について研究を行っています。その取り組みとして、帯広の女性農業家支援や、地域農産物ブランド確立に参加し、生産(作る)、加工(商品化)、流通(PR、マーケティング)といったビジネスサイクルを体験しています。また、2017年からは農林水産省の「農業女子プログラム」に参画し、「十勝ガールズ農場と帯広の農産物の認知度向上」に取り組んでいます。その研究の成果として、形になったものが、先日行った、十勝地域を代表するパン屋である満寿屋商店様と連携したマフィンの開発とテストマーケティングです。
なぜマフィン?
マフィンの開発と聞いた時、「十勝の農産物PRでマフィン?」「そもそもマフィンってどんなもの?カップケーキ?」と、私にとって、PR方法がすぐに思い浮かぶような馴染みのある商品ではありませんでした。企画にあたり、まずはマフィンについて少し調べてみました。カップケーキとマフィンの違いは、マフィンは食事的な要素が強く、野菜なども具材に使います。マフィンは、手軽に作れるパンとして考えられていることがわかりました。これなら十勝の小麦をPRすることができる。私たちがチャレンジしたのは、十勝産品を具材に使うアメリカンスタイルのマフィンでした。
自由が丘「マリクレール・フェスティバル」でテストマーケティング
十勝産小麦を使ったマフィンを企画する上で考慮したのは、十勝産小麦の美味しさと十勝らしさをどう表現するのか?ということです。自由が丘で行われるイベント「マリクレール・フェスティバル」での販売が決まっていましたので、イベントの過去の来街者の属性を調べ、企画に反映しました。そうして試行錯誤を重ね、完成したのが、大人を意識した食事系の「とうきびチーズ」と子供需要を見込んだ「つぶチョコ」の二種類のマフィンです。企画段階ではジャガイモマフィンという案もありましたが、水分調整が難しく、商品化は断念せざるを得ませんでした。また、コストという点から材料に制限をかける必要もありました。こうしたことは、実際に商品を開発してみないとわからないことばかりでした。そして、出来上がったマフィンのイベントにおける販売は大成功で、用意していた400個が完売しました。この結果を受け、満寿屋商店様では、商品化も検討していただいているそうです。マフィン開発で得た経験を生かし、今後、同地域におけるより現実的な農業ビジネスプランを構想して行きたいと考えています。
2つの味のマフィンを販売
400個のマフィンが完売。大成功でした。
倉田ゼミのメンバー
学生発!アクティブレポート レポーター
津川 あかり 3年
埼玉県立所沢高等学校出身