2020年度湘南キャンパスにおける第2回学内公開講座(開催報告)

コンテンツビジネス研究所主催「2020年度湘南キャンパスにおける第2回学内公開講座」を開催

下記のとおり、コンテンツビジネス研究所主催の学内公開講座を実施いたしました。

開催報告

12月4日、コンテンツビジネス研究所主催の「2020年度第2回学内公開講座」が開催され、学生、教職員合わせて200名を超える参加がありました。
今回は「デコラボギャラリー作品講評と制作において押さえるべきポイント」をテーマに、コンテンツビジネス研究所客員研究員と産業能率大学教員(研究所研究員)によるZoomを使ったオンライン形式で進められました。
講座は、客員研究員の太田輝仁氏(一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)、穀田正仁氏(エイベックス・ピクチャーズ株式会社)、高橋洋二氏(放送作家・ライター)、陸川和男氏(株式会社キャラクター・データバンク)、学内からは、情報マネジメント学部の小田実教授、川野邊誠教授、北川博美教授、柴田匡啓教授がパネラーを務めました。
今年度「デコラボギャラリー」に応募があった47作品(動画部門:19作品、静止画部門:13作品、Webコンテンツ部門:3作品、ゲーム部門:1作品、アプリケーション部門:1作品、電子出版部門:1作品、音楽部門:4作品、先進的表現部門:3作品、キャラクター部門:2作品)の中から、客員研究員4名と担当教員4名による審査の結果、最優秀賞(1名2作品)、部門賞(静止画部門2作品・動画・Webコンテンツ・ゲーム・アプリケーション・電子出版・音楽・先進的表現・キャラクターの各部門1作品)、デコラボ賞(2作品)、コンテンツビジネス研究所長賞(1名2作品)が選出されました。

受賞作品は以下のリンクから見られます。
各部門の表彰の後、受賞者に対するパネラーからの講評が示されました。作品講評では、評価のポイントだけでなく、より良い作品にするためのプロ目線からのアドバイスも示され、作者はもちろん、それ以外の参加者にとっても今後の参考となる意見を聞く良い機会となりました。
特に今年度は「New Normal」元年ということで、新しいデジタル技術や配信ならではの効果を意識した意欲的な作品が多数応募されました。審査員の方から「プロ級」とまで評価された作品もあり、パネルディスカッションも作品を丁寧に共有したケーススタディ形式で展開されました。
<来場した学生の声>
〇自分の知らないところで他の学生の人がコンテンツ制作に取り組んでいることを知り、自分も何かコンテンツを作りたいと刺激を受けました。コンテンツ自体もどれも見ていてとてもわくわくしました。ぜひ後で紹介された作品を見てみようと思いました。
〇作品に対する色々な意見、見方を聴き、プロはこういうところを評価するのか、というのが分かり勉強になった。様々なジャンルの作品があったがどれも素晴らしい作品で面白かった。来年は自分も作品をだしてみたいと感じた。
〇作品が沢山あったのと、皆のやる気が満ち溢れた空間が凄くよかった。
〇審査員がただほめるのでなく、本気で評価してくれている点が良かったです。来年も開催されることを期待します。
〇学生でもこんなにクオリティの高い作品が制作できること、さらにプロの方の目線で評価されるという通常では経験できないような機会があることがわかったので、自分も何か努力してつくるということをしてみたくなってきた。
〇いろいろな作品を見て刺激になりましたし、世の中には才能ある人がいるのだなと感じました。また、先生方の講評というのは自分の作品でなくともとても参考になりましたし、制作者本人のコメントというのも作品を見る上で正しい見方を教えてもらえている感じがしてとても良かったです。