~内定者の声~清水 みのり

清水 みのり 経営学部 4年
内定先:サントリーマーケティング&コマース株式会社
出身校:東京都私立大成高等学校
学びを通して、夢に近づくための“軸”が見つかりました
挑戦し続けた経験が自信を与えてくれた
飲料メーカーで働く父の姿を見て育った私の夢は、子どもの頃から変わらず食品会社で商品企画の仕事をすることでした。その夢に近づくため、ここしかないと思ったのが、マーケティングについて実践的に学べるSANNOでした。就職活動はその夢の実現に向けた正念場でした。そこで企業の方に自信をもって自分の経験を話し、熱意を伝えることが出来る自分になったのは、ビジネスの現場と向き合う実践的な授業に、仲間と本気で挑戦し続けた経験によって培われたのだと思います。
マーケティングの実践で養われた消費者の目線
その一つが、企業とのタイアップ授業「ブランド・プロデュース」です。授業では、小麦粉加工品を取り扱う食品会社に対する新商品の提案に取り組みました。私たちのチームは、家庭の食卓に“父の味”という新しい概念を浸透させるべく“お好み焼きセット”を提案し、誰にでも美味しく調理できる点をアピールしました。この取り組みを通して得たのは、「美味しさだけでは商品は売れない」という教訓でした。また、自分の目線で新商品を検討していなかったことを痛感しました。その反省から、消費者の目線を意識して臨んだ授業が「自由が丘スイーツプロモーション」でした。プランの作成にあたって掲げたのは、“食べるとキレイになるスイーツ”というコンセプトでした。栄養バランスに優れたスーパーフードを使用し、“美味しさ”と“美容”を掛け合わせたスイーツ商品を企画しました。この授業を通して気づいたのは、「人気商品には美味しさに勝る価値がある」ということでした。口にする際のシーンやタイミング、生まれる体験やコミュニケーションなど、価値を付加してこそファン拡大につながることを実感しました。

失敗を恐れないチャレンジを卒業後も続けたい
そうして培われた広い視点と自分の軸となる考えは、就職活動にも活かされました。食品会社といっても、取り扱う商品は菓子、加工食品、飲料など多岐にわたります。また、企業によって経営理念や事業領域なども異なります。食品業界の企業を幅広く研究し、私が理想と考える「美味しさ以上の価値を提供できる」企業を探しました。内定をいただいたサントリーマーケティング&コマース株式会社は、それをもっとも体現している企業でした。サントリーグループの製品プロモーションやマーケティングなどを行う同社なら、マーケティング学科の学びで培った企画力や調査分析力を活かせると思いました。また、失敗を恐れない果敢なチャレンジ精神を尊重する伝統に惹かれたことも志望した一つでした。大学が与えてくれた環境と、まさしく同じだと思いました。私のように、入学前から社会でやりたいことが定まっている人は、学びを通して実践力や可能性を高められると思います。しかし、決まっていない人でも、SANNOには、意欲溢れる仲間とさまざまな業界のビジネスを学びながら自分に合う業界や仕事を知る機会にあふれています。どちらの人も、夢を開花させるためのタネを自ら拾い、たっぷりと水をあげられる学びがあることがSANNOの魅力だと思います。
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