~社会で活躍する先輩の声~ 笹原 麻央さん

株式会社日立柏レイソル
笹原 麻央さん[2019年卒業]

大学、部活、アルバイト
やるべきことは全力でやる

SANNOに自分の求める環境があった
将来の夢はJリーグのクラブチームで広報として働くこと。その夢を叶えるためには、スポーツマネジメントコースがあり、強豪サッカー部を擁し、湘南ベルマーレとの連携授業がある産業能率大学の環境が必要だと思いました。縁があり私の計画は実を結ぶことができましたが、要因は自分に与えられた環境をフルに活用し、何事にも全力で取り組めたからだと思います。サッカー部は毎週土日が試合、練習休暇日である月曜日以外は、早朝から練習があります。その後、大学で授業を受け、空いた時間を活用して課題やアルバイトをしました。自分に厳しく全てをやり尽くす。そう決めて臨んだ大学の4年間は、時間に追われる毎日でしたが、とても充実していました。
基礎的な学びが重要
柏レイソルには、サッカー部を引退後、12月からアルバイトとして働いていましたので、勤務期間は約1年になります。現在はチームの広報担当者としてウェブサイト、SNSの管理をはじめ、メディア各社の取材対応などをしています。仕事をしてわかったのは、SANNOで学んでいた基礎科目がとても重要だということです。パソコンスキルはもとより、人との接し方やコミュニケーションのあり方など1、2年次に学んだ基礎スキルは、全てが今の仕事に役立っています。また、クラブチームは会社組織ですから、「会社のしくみ」や「経済のしくみ」やマネジメントの知識を持つことで、自分の役割を強く意識できます。部活動はもとより勉強もすべて、役立っていると実感しています。
「やりたい気持ち」を人に伝える
クラブチームは大きな組織もあれば、少数精鋭性のクラブもありますが、大学新卒者の定期採用を行っているところはほとんどありません。それでもなぜ私に、チャンスが与えられたか?それは、自分の夢を言葉に出し続けていたからだと思います。サッカー部の監督やコーチ、仲間、大学で授業を担当してくださったスポーツ関連企業の方々、大学の先生等々、可能性を求めてできる限り多くの人に自分の思いを伝えていました。「図々しいことを言って、嫌われないだろうか?」、最初は少し躊躇しましたが、機会を無駄にしたくないという気持ちの方が優っていました。そしてある日、サッカー部の監督やコーチが、クラブチームのインターンシップを紹介してくださり、それが今につながっています。大学の4年間は長いようで、とても短いです。やりたいと思ったことは悔いなく実践する。それが大学生の特権であり、楽しみ方だと思います。