~社会で活躍する先輩の声~ 西木 沙織さん

エイベックス・エンタテインメント株式会社
西木 沙織さん [2018年卒業]

夢を実現するためには、SANNOでの“学び”と“失敗”が必要でした

経営学の知識と実践力
小学生の頃にエイベックスに所属するアーティストに衝撃を受けてから、エンタテインメント業界で働くことが私の夢になりました。夢を実現するために進路について自分なりに研究し、経営学の知識が必要だと思いました。そこからは進路先を産業能率大学に絞り、受験勉強を進めました。

そこでSANNOが提供する「自由が丘イベントコラボレーション」や「アーティストプロモーション」などといった他の大学にはない実践型授業が目に留まり、「経営学を“身”につけるならSANNOしかない!」と思いました。
大変な経験=“大”きく“変”われるチャンス
在学中はあえて難しいゼミや授業を選び挑戦していました。「自由が丘イベントコラボレーション」の授業では、街の“女神”を決め、商店街のPRにつなげるミスコン企画をプレゼンし、他の学生より早く自由が丘商店街で中心となって取り組んでいる方からGOサインをいただきました。しかしトラブルがあり企画は頓挫。多くの方に迷惑をかけ大失敗をしました。しかし、このような大変な想いをしたことで私自身“大”きく“変”われた。だからこそ今の私があると思っています。失敗、大変な思いをさせてくれた大学、教授の方々に大感謝すると同時に成長した姿で恩返しをしたいという気持ちでいっぱいです。
求めれば叶う環境
就職活動は何から手をつけて良いかわからず、最初は苦労しました。そんな時に、大きなチャンスが巡ってきました。エイベックスの関連会社の社長を務めていた方(谷口教授)が、産業能率大学の教員に就任されたのです。千載一遇のチャンスを逃してはいけないと、面識がないにもかかわらず、先生の研究室に飛び込みました。すると快く相談に応じてくださり、さらにエンタテインメント業界への就職を希望する学生を集め“谷口塾”を開催してくれることになりました。このように自ら動けば必ず誰かがサポートしてくれるという環境がSANNOにはあったのです。

現在私は、サブスクリプションサービスと呼ばれる音楽配信会社に対してエイベックスが制作する楽曲の営業をしたり、世の中に新しい音楽の遊び方、使い方などを企画提案しています。営業力とアイディア力、マーケティング力が試されます。まだまだ半人前ですが、大学時代に培った行動力と大変さを怖がらない精神で、忙しいながらもわくわくする毎日を送っています。
学生時代は、自ら海外に向け音楽情報を発信
私の夢は、好きな日本のアーティストの文化、理念を世界へ広める事だったので、そのアーティストのニュースを拙いながら英語にして話している自分を撮影し、Instagramに掲載、英語で広まりそうなハッシュタグを付けてチャンネル化していました。
そこで海外のファンの方々がコミュニケーションをとってくださり友達になりました。

海外に行きたい、留学をしたいと思っていたもののお金と時間がなかった私ですが、Instagramがきっかけとなり、アーティストのファンの外国人が来日してくれたことで0円国際交流ができました。