~社会で活躍する先輩の声~ 井上 碧さん

LINE Pay株式会社(LINE株式会社より出向)
井上 碧さん [2018年卒業]

マーケティングで顧客のWinを提案。入社初年度「新人賞」に輝く

入社初年度、新人賞に輝く
営業成績優秀者として「Best New Grad」という賞を会社からいただきました。受賞理由は、毎月の予算を確実に達成していたこと、難攻不落のお客様から取引をいただけたことでした。なぜ入社一年目から好成績をあげられたか?自分の行動を分析してみました。まず心がけたことに「事前調査」があります。「お客様の情報」「周辺のマーケットの動向」に注意を払いました。
そこから、まずはお客様にとってのメリットを考える。導入することで得られる利益、サービス向上など、店舗とその利用者にとってのメリットを考えるようにしました。
私は関東全域を担当していますが、その中の横浜エリアは、海外からの観光客が多い地域で、そのほとんどが中国からの観光客です。中国からの観光客が便利だと思えるサービスをお客様が整えていれば、売り上げは上がるはず!そう思って提案活動を行っていました。それが結果としてついてきたのだと振り返っています。
市場動向を探る上では、大学で学んだマーケティングのスキルや知識が大いに役に立ちました。
マーケティングのノウハウは普遍的なスキル
大学時代を振り返ると、自分でも納得できるほど、しっかりと勉強していたと思います。何より大学で学ぶことに楽しみを感じていました。マーケティングを中心に学んでいましたが、社会人になってマーケティングスキルの普遍性を実感しています。モノであれサービスであれ、ビジネスの本質は売上げを上げ、そこから利益を出すことです。そのためには綿密な調査や計算、そして戦略が必要になります。戦略立案における多様な手段を学べるのがマーケティングです。私が働くIT業界、とりわけ現在担当しているPay事業は新規事業ながら今後の成長分野であり、日々新しい価値が生まれています。誰かの指示を待っていたのでは、すぐに時代に乗り遅れてしまいます。
また、事業戦略においても変化が早い時代を感じており、働く側にも柔軟性が求められています。大学時代に自分が学びたいことを思いっきり学び、自分を鍛える。そうした学生時代の学びが社会に出て役立つのだと思います。