関 和之 准教授
「悩み、考え、経験するそのすべてが糧になる」
学生時代をこれから続く人生における大切な一場面にしていってほしい。
関 和之 准教授SEKI Kazuyuki
- 学位
- 文化科学修士 埼玉大学
大学生活の4年間は長いようで短い。ただ、そこで学んだり経験したりすることは、その後の人生にも大きく影響を及ぼしていきます。たとえば、認識のベースとなる知識やものごとの捉え方、価値観が形作られます。友人関係は卒業後も長く続いていくでしょう。もちろん、人は変わり続けていく存在でもあります。だからこそ、楽しくも意義のある学生時代を送り、これから続く人生における大切な一場面にしていってほしいと思いますし、私はそのための支援をしていきたいと考えています。
- #心理学
- #組織・人材
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専攻・専門分野
- 社会心理学
- 社会調査法
- 人的資源開発
担当授業
2年次ゼミⅠ、ビジネスモデル論、組織行動論、マネジメント思想の発展系譜、ビジネスリーダーシップ&チームマネジメント、2年次ゼミⅡ、経営組織のデザイン、問題発見・解決力を伸ばす 【大学院】ビジネスデータ分析
略歴
東洋大学社会学部応用社会学科社会心理学専攻卒
埼玉大学文化科学研究科文化構造研究専攻修士課程修了
学校法人産業能率大学総合研究所を経て、産業能率大学 経営学部 准教授
学生に期待すること
経営学は心理学と密接に関連しています。人間が関わる限り、心のあり様や、人を動かすメカニズムの理解が重要になります。このゼミでは、人間の心理を切り口にテーマを設定し、それについてリサーチしたり探求したりしながら、仮説を構築する力、分析する力、説明する力を高めていきます。ただし、このゼミは始まったばかりです。学生には、私と一緒に、皆で協力してゼミを創り上げていこうという意欲と行動力を期待します。
教育研究業績
職務上の実績に関する事項
- 思考力向上研修の開発(分担執筆) 2007年 学校法人産業能率大学総合研究所
- セルフリーダーシップ研修の開発(分担執筆) 2017年 学校法人産業能率大学総合研究所
- ビジネス基礎力診断の開発 2011年 学校法人産業能率大学総合研究所
- 経済危機下の人材開発に関する実態調査の実施 2010年 学校法人産業能率大学総合研究所
- ビジネスパーソン調査の実施 2014年 学校法人産業能率大学総合研究所
研究業績等に関する事項
【学術論文】
- リスクテイキング特性の進化シミュレーション(単著) 2002年3月 埼玉大学文化科学研究科文化構造研究専攻(修士論文)
【その他】
- 「リスクテイキング行動に関するコンピュータ・シミュレーション」 2001年10月 日本社会心理学会第42回大会
- 「経営人材特性に関する基礎調査研究」 2004年2月 人材育成学会第1回年次大会
- 「企業における若手人材育成と大学教育~ビジネス基礎力診断の開発と運用を通して~」 2012年9月 日本心理学会第76回大会
- 「入社2年目からの若手社員教育」 2013年3月 株式会社労政ジャーナル社 『労政ジャーナル』第1000号
- 「ミドルマネジャーの人事実態調査報告書」(共著) 2023年9月 産業能率大学総合研究所
- 「人的資源管理が中間管理職の仕事意欲と学習行動に与える効果」(共著) 2024年9月 産業能率大学紀要第45巻第1号