経営学部

小出 琢磨 教授


「実態から企業の問題を捉える」

数々の経営改革を事業会社の幹部やコンサルタントとして携わる。

小出 琢磨 教授KOIDE Takuma

学位
博士(経営学) 南山大学

数々の経営改革を事業会社の幹部やコンサルタントとして携わりながら、組織の成長についての実践的取り組みをしてきました。現在も続くその経験をいかし、皆さんには、企業やビジネスの実態をなるべく具体的にわかりやすく伝えていきたいと考えています。組織の現象を見る切り口と必要な知識や視点を体系的に伝えたいと思います。そして、組織の「静」「動」あわせた「実態」から企業の問題をどのように捉えていくか、さらに、多様な知識の概念をどのように使えば解決できるかについて、ガイドしていきます。

  • #経営戦略
  • #組織・人材

専攻・専門分野

  • 経営学
  • 経営戦略・経営組織論
  • 組織能力論

担当授業

日本の経済のしくみ、データで見る経済、人的資源管理論  【大学院】組織行動論、人材・組織ケーススタディ、組織変革論、組織行動論、マネジメントに関する問題解決ゼミ

略歴

中央大学法学部 卒業、産業能率大学経営情報学研究科修了、修士(経営情報学)
教育サービス関連事業会社
複数の経営コンサルティング会社(日系IT系コンサルティング会社、グローバルトップファーム)
岡山の私立大学を経て、産業能率大学 経営学部教授

教育研究業績

研究業績等に関する事項

【学術論文】

  • 小出琢磨・城戸康彰(2011)「組織能力研究のレビューと分析枠組み」『産業能率大学紀要』31巻, 2号, pp.87-99.
  • 小出琢磨(2014)「組織能力の独自性-成長企業3社の事例-」『南山大学機関リポジトリ』 ビ博甲第26号,1-157.
  • 小出琢磨(2017)「組織能力の枠組みに関する追加的視点」『中国学園紀要』15号, .279-291.
  • 小出琢磨・城戸康彰・石山恒貴・須東朋広(2009)「人事部門の進化:価値の送り手としての人事部門への転換」『産業能率大学紀要』29巻 (2),35-52.
  • 小出琢磨・城戸康彰(2019)「ミドルマネジメントに求められる人材育成の個別性」『中国学園大学紀要』18号, pp.183-191.

【主要学会発表】

  • 小出琢磨(2016)「組織能力論におけるITケイパビリティの多義性-組織能力フレームワークの追加的視点の提示-」『経営行動科学学会』 第19回年次大会, pp. 85-90 2016年11月 経営行動科学学会
  • 小出琢磨(2016)「企業におけるグローバル人材育成の実態と育成の方向性-NTTラーニングシステムズ社の調査を踏まえて 」『人材育成学会』 第14回年次大会, pp.75-80 2016年12月 人材育成学会
  • 小出琢磨(2018)「企業の組織能力の実態 -調査に基づく事業成果や取り組みとの関連-」 『組織学会』 2018年度研究発表大会, 総4頁 2018年6月 組織学会
  • 小出琢磨(2018)「人事部門の高度化に向けた課題-インフラ的組織能力の発揮による経営と現場の接合-」『人材育成学会』 第16回年次大会, 総6頁 2018年12月 人材育成学会
  • 小出琢磨(2021)「両利きの経営研究の分析枠組み-組織能力論の活用-」『組織学会』 2021年度研究発表大会, 総4頁 2021年6月 組織学会
  • 小出琢磨(2023)「共分散構造分析による組織能力の普遍的構造の考察」『組織学会』 2023年度研究発表大会, 総4頁 2023年6月 組織学会