【大学】情報マネジメント学部|教育課程編成・実施方針(カリキュラムポリシー)

大学

産業能率大学では、学位授与方針に定める到達目標を設定し、社会において活躍する人材を育成するために、各学部学科が定める方針に沿って教育課程を編成し実施する。

大学 情報マネジメント学部

情報マネジメント学部では、学位授与方針に定める到達目標を達成し、マネジメント力を発揮して社会の様々な分野において活躍する人材を育成するために、学科(通学課程・通信教育課程)が定める方針に沿って教育課程を編成し実施する。

大学 情報マネジメント学部 現代マネジメント学科

情報マネジメント学部現代マネジメント学科では、学位授与方針に定める到達目標を達成し、マネジメント力を発揮して社会の様々な分野において活躍する人材を育成するために、次のような方針に沿って教育課程を編成し、能動的学習を重視して実施する。
1.学位授与方針の到達目標を達成するため、体系的・順次性のある教育課程を編成する。
2.学位授与方針の到達目標と関連づけながら、授業科目区分、授業科目、授業方法・形態、授業科目の到達目標及び学修内容を定める。
3.学位授与方針の到達目標を達成できるよう、卒業に必要な単位について授業科目区分ごとに必修、選択を適切に定める。
4.シラバスを通じて、各授業科目の到達目標、学修内容、学位授与方針の到達目標との関連(評価の観点)、成績評価の方法、事前・事後学習の内容などを周知する。
5.単位制度を実質化し、各授業科目の到達目標を実現するため、授業時に事前・事後の課題を明示し、学習指導を行う。
6.シラバス点検及び授業評価を通じて、各授業科目の点検・評価を行い、教育内容・方法の改善に努める。
7.授業科目ごとに定められた成績評価の方法に基づき、厳格な成績評価が行われているかどうかの点検・評価を行う。
8.FD・SD活動を通じ教職員間の共通理解を形成する。
授業科目区分ごとの学修内容と能力開発の目標は、以下のとおりである。

◇ゼミ
1年次から4年次まで「ゼミ」を設置する。学期ごとに、大学で学ぶ力をつける、チームで学ぶ、課題を見つける、課題に取り組む、テーマを定め探求する、学んだことを実践するという目標を持ち、主体的に取り組む力、協調して活動する力、学んだ知識やスキルを実際に役立て課題に取り組む力、問題解決能力を育成する。ゼミの一環としてキャリア形成と進路支援のための活動を行う。

◇キャリアデザイン科目
1年次から4年次までの体系的な「キャリア設計科目」を通じて、自己のキャリア形成に対する意識を醸成し、進路決定に資する活動を行い、社会的・職業的自立に必要な能力・態度を育成する。「資格取得支援科目」により、キャリアデザインの一環として資格取得支援を行い、「初年次教育」により主体的な学びとキャリア意識を養う。

◇基礎教育科目
基礎教育は、教養を身につけ、社会人としての基礎をつくるための教育と位置づける。
「ビジネスリテラシー」の「ビジネスの基本知識」と「ビジネス能力強化プログラム」により、ビジネスの基本知識・技能を修得し、ビジネス能力を養成する。
「情報リテラシー」により、情報技術の活用方法を学び、多様な情報を収集・分析しモラルに則って効果的に利用する能力を育成する。
「コミュニケーションリテラシー」により、日本語および外国語(特に英語)での読み、書き、聞き、話し、表現する能力を育成する。
「スポーツと健康」により、心身を鍛え、健康づくりと自己管理について理解する。
「現代社会の理解」を中心に、現代社会と人間について学び、広い視野と高い見識を養い、多様な価値観や文化を尊重し、グローバルな視野をもって、社会の変化に柔軟に対応できる能力を養う。
「数理的方法を学ぶ」により、数的能力・思考力を育成する。
「グローバル・プログラム」においては、海外での研修等を通してグローバル社会に生きる一員としての知識・教養、言語スキルを修得し、自己のキャリア形成に役立てる。

◇専門教育科目
「コース専門科目」および「フィールド専門科目」の系統的な履修を通じて、(1)マネジメントの思想と理念、知識と技法、(2)現代社会の様々な分野でのビジネス活動とマネジメントの役割、(3)情報・知識をマネジメントに活用する方法、(4)価値ある情報を用いて問題の発見と解決につなげる方法を学び、社会の様々な分野においてマネジメントを実践し活躍する能力を育成する。

「コース専門科目」により、その分野の課題を題材にマネジメントの知識と技法を修得し、実践の場に応用する能力を育成する。各コースの学修内容と育成する能力は以下のとおりである。

「スポーツマネジメントコース」は、プロスポーツを題材にスポーツビジネスの現状を理解し、組織やチームのマネジメント、マーケティング戦略、関連する産業、スポーツイベントの企画・運営について学び、スポーツを通じて社会に貢献できる力を育成する。

「マーケティング企画コース」は、マーケティングの考え方、知識、技法を修得し、現代社会のニーズを探り、自由な発想と行動によって新たな価値を生み出し、ビジネスイノベーションの担い手となる能力を育成する。

「ビジネスマネジメントコース」は、経営について幅広く学び、サービスビジネスを軸に、会社や仕事の実際、ホスピタリティの考え方、ビジネスプランの作成、プランを実現するための実務知識を修得し、ビジネスの最前線で活躍できる力を育成する。

「コンテンツビジネスコース」は、コンテンツの企画・提案、コンテンツビジネスに必要な権利関係や法律の知識、財務のマネジメントについて学び、ビジネス現場での体験を通じて、コンテンツマネジメント力を育成する。

「デジタルビジネスデザインコース」は、先進的デジタル分野を統合的、領域横断的に理解し、新たなビジネスの企画について学び、先端的なデジタル技術を駆使したデジタルビジネスをプロデュースできる能力を育成する。

コース共通の「コース横断プロジェクト」は、実践的な課題を通じて、マネジメント力と問題解決能力を育成する。

「フィールド専門科目」により、マネジメントの各領域の専門知識や技術を修得し、専門能力を高める。「経営」「組織」「人材」「管理手法」「会計」「マーケティング」「コンテンツ制作」「プログラミング」「先端デジタル」の9領域について系統的に配置された科目を、専門コースと関連させてより深く学ぶことにより、自己のキャリア形成に役立てるとともに、卒業後も社会人・職業人として、常に新しい知識や技能を学び続ける基盤となる専門性を養う。