2024年度 SANNO異文化交流フェスタ 異文化聞こう・話そう会

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2024年度 SANNO異文化交流フェスタ 異文化聞こう・話そう会

2024年12月11日(水)から13日(金)の3日間にわたり、留学生会主催イベント「異文化聞こう・話そう会」が開催されました。このイベントは本学の外国人留学生が、社会や文化、言葉の壁を越えて、日常生活の中で感じていることなど、異文化を視点に自分なりのテーマをみつけ、日本語でスピーチするコンテストです。今年は6組8名の留学生が出場しました。

発表のテーマは、生活習慣や気候、家族観の違いや、クリスマス・正月など年中行事の過ごし方の違いなど様々。母国の文化と実情を、日本と比較しながら紹介してくれました。ある留学生は、電話のかけ方の違いを実際にやってみせてくれ、日本人特有の仕草を指摘し不思議がる様子に、発表を聴いている日本人学生や教職員からも「確かに!」と笑いが起こりました。食文化を紹介してくれた別の留学生は、「母国でよく食べていた牛肉は日本では高価なため、鶏肉をよく買っている。最近は母国料理より、唐揚げをよく作るようになった。」と教えてくれました。このような留学生たちの身近な話題に、会場の参加者は、終始興味深く感じていた様子でした。

最終日の12月13日(水)には表彰式が執り行われました。例年、スピーチの内容、日本語の習熟度、話し方(パフォーマンス)をポイントに採点し上位3名を発表します。しかし今年は多くの出場者が僅差だったため、惜しくも上位を逃した発表者には、それぞれの良さを称えた特別賞(「情熱スピーカー賞」、「笑いの渦賞」、「心に響くメッセージ賞」)が留学生会から授与されました。

表彰式後には、交流会が開かれました。お菓子や飲み物を片手に、教職員や日本人学生と、留学生とが交流を図りました。鬼木学長から労いの言葉を掛けられた出場者は、貴重な機会にとても嬉しそうな様子でした。また、堂々としたスピーチをやり遂げた友人を見て、来年は自分もチャレンジしてみたいと話していた1年生の留学生もいました。今回の活動を通して、留学生同士がお互いに刺激し合える良い機会になったようです。次年度も引き続き開催し、留学生会の伝統イベントとして繋いでいきたいと思います。


【1日目】日本とベトナムの異文化
【1日目】モンゴルと日本の食文化
【1日目】日本文化とウズベキスタン文化の違い
【2日目】ベトナムと日本のお正月
【2日目】モンゴルの気候と文化
【2日目】日本に来て感じたこと
【3日目】表彰式 最優秀賞
【3日目】表彰式 優秀賞
【3日目】表彰式 準優秀賞
【3日目】表彰式 特別賞
【3日目】交流会
【3日目】交流会
【3日目】交流会
【3日目】交流会