プレスリリース

文部科学省 先進的取り組み支援事業 「大学教育再生加速プログラム」

産業能率大学が最高ランクのS評価を獲得

「アクティブラーニング・学修成果の可視化」のテーマに取り組む

文部科学省が先進的な取り組みを実施する大学を支援する事業「大学教育再生加速プログラム(AP)」で最高ランクのS評価を獲得しました。テーマⅠ・Ⅱ複合型で採択された事業21件のうち、S評価は本学を含め5件(山口大学、芝浦工業大学、共愛学園前橋国際大学、京都光華女子大学短期大学部)でした。
本事業で本学は「テーマⅠ(アクティブ・ラーニング)・Ⅱ(学修成果の可視化)複合型」に加え、後に追加となった「テーマⅢ(入試改革・高大接続)」で採択されており、「授業内スタッツデータ※及び学生の学習行動データに基づく深い学びと学修成果を伴った教育の実現」をテーマに2014年度から6年間取り組んできました。
※授業内スタッツデータ:本事業においては、授業における教員と学生のパフォーマンス(学生の質問数、教員と学生の対話数、事前課題に対するフィードバック時間など)の測定データを意味する。
【大学教育再生加速プログラム委員会による評価】
日本学術振興会が設置した有識者委員会(大学教育再生加速プログラム委員会)からは、「計画を超えた取り組みが行われ、優れた成果が得られた」として特に、以下の点を高く評価されました。

・授業内スタッツデータを活用し、アクティブ・ラーニング科目の大幅な増加および学習支援の強化による授業外学習の拡充
・教職一体の全学的な実施体制と、PDCAサイクルが有効に機能しているマネジメント体制
・学修成果を高等学校や就職先、卒業生が高く評価
・「主体的・協働的学習育成プログラム」による高大接続の強化と、その事業成果の発信による波及効果への期待
【大学教育再生加速プログラムとは】
大学教育再生加速プログラムは、国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取り組みを実施する大学を支援する、文部科学省の高等教育改革プログラムです。全国の国公私立大学等から404件の申請の内77件(うち共同申請1件)が採択されています。
産業能率大学の教授行動・学習行動・学修成果を可視化し、相互を検証することによって教育の質保証を行うことを軸とした取り組みは、文部科学省の中間結果報告でも最高ランクの「S」評価を獲得しています。中間結果報告でのS評価は採択事業77件のうち14件でした。
【本学の主な取り組み】
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産業能率大学 企画課
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