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調査報告書

運動部経験者に尋ねたスポーツを始めたきっかけ

産業能率大学の付属施設「スポーツマネジメント研究所」は、運動部経験者を対象に、スポーツを始めたきっかけを尋ねました。なお、この調査では、親や友人の薦め、地域性などの影響ではなく、「好きな選手」や「好きなチーム」「好きな漫画・アニメ」など、“マスメディアを通じた影響”を探っています。
調査は、過去の本学の調査(3万人対象、2012年5月15日~20日実施)で140種弱のスポーツのいずれかについて「運動部や地域クラブに所属」または「選手として大会に出場したこともある」と回答した人を対象に、2013年1月16日に実施。500人(男性:341人、女性:159人)から回答を得ました。取り組んだことのあるスポーツについて、それぞれ具体的に「憧れの選手」「好きな漫画・アニメ」「好きなチーム」「きっかけとなった映画・ドラマ」「きっかけとなったゲーム」などを尋ねました。

結果概要

取り組んだことのあるスポーツ

運動部経験者に対して、「習い事・部活動・地域クラブ等で取り組んだことのあるスポーツ」を尋ねた結果、最も割合が高いのは「野球」で40.0%、これに「テニス」(32.0%)、「サッカー」(22.2%)、「水泳」(20.2%)、「ソフトボール」(20.2%)が2割以上で続いています。

スポーツを始めたきっかけ

経験のあるスポーツについて、スポーツを始めたきっかけとして少しでも影響を受けたものを尋ねました。ここでは親や友人の薦めや地域性ではなく、“メディア”にかかわる選択肢として「好きなチーム」「憧れの選手」「漫画・アニメ」「映画・ドラマ」「ゲーム」の5つを挙げ、複数選択で少しでも影響を受けたものをすべて選んでもらいました。
この結果、「野球」を始めたきっかけとして「チーム」「選手」の影響を受けたとする割合が5割を超えており、「テニス」や「サッカー」「バレーボール」「バスケットボール」では「漫画・アニメ」の影響を受けたとする割合がやや高い結果です。
個別のスポーツを始めたきっかけの回答をすべて統合し、スポーツ全体として始めるにあたり影響を受けたものの割合を算出すると、全体では「憧れの選手」がもっとも高い割合でした。ただし、性別に分けてみると、男性は「憧れの選手」がもっとも高いものの、女性は「漫画・アニメ」の割合がもっとも高い結果です。

調査報告書の全文をPDFファイルで提供しています。

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