調査報告書
ソチ五輪直前調査
産業能率大学スポーツマネジメント研究所は、2月7日に開幕するソチ五輪に関し、日本代表全選手(113人)のうち知っている選手や、各選手のメダル予想などを尋ねる調査を実施しました。
調査は、1月28日から2月3日までの7日間、インターネット調査会社を通じて実施し、20代から60代の2万人から回答を得ています。調査の結果、「金メダル予想」では、スキージャンプの髙梨沙羅選手が1位、「知名度」「注目度」の両項目ではフィギュアスケートの浅田真央選手が1位となりました。また「ブレイク予想」では、スノーボードの角野友基選手が1位となっています。
なお、本学スポーツマネジメント研究所では、ソチ五輪閉幕後にも、今回の調査対象者に対して「感動度」などを追跡で調査・集計・分析し、発表する予定です。五輪前後にわたる調査によって、競技の普及などスポーツマーケティングの研究に活かしてまいります。
結果概要
知名度
上位5人をフィギュアスケートが独占しました。さらに町田樹選手が8位に入っています。それ以外の競技ではジャンプの髙梨沙羅選手の6位が最高です。
1位 | 浅田 真央(フィギュア) |
2位 | 髙橋 大輔(フィギュア) |
3位 | 村上 佳菜子(フィギュア) |
4位 | 鈴木 明子(フィギュア) |
5位 | 羽生 結弦(フィギュア) |
注目度
1位 | 浅田 真央(フィギュア) |
2位 | 髙橋 大輔(フィギュア) |
3位 | 羽生 結弦(フィギュア) |
4位 | 村上 佳菜子(フィギュア) |
5位 | 鈴木 明子(フィギュア) |
金メダル予想
国際大会での活躍からソチ五輪でも期待が高まる髙梨沙羅選手が1位。前回のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田真央選手は2位、3位には羽生結弦選手が入り、バンクーバーで銅メダルを獲得した髙橋大輔選手を上回っています。
1位 | 髙梨 沙羅(ジャンプ) |
2位 | 浅田 真央(フィギュア) |
3位 | 羽生 結弦(フィギュア) |
4位 | 髙橋 大輔(フィギュア) |
5位 | 葛西 紀明(ジャンプ) |
必ず見たい競技
必ず見たい競技は、他の項目でも上位に選手が名を連ねたフィギュアスケートが1位。4人に1人は「必ず」フィギュアスケートを見たいと考えているようです。
1位 | フィギュアスケート |
2位 | ジャンプ |
3位 | スピードスケート |
4位 | フリースタイル |
5位 | カーリング |
ブレイク予想
知名度とメダル予想の結果から、“知る人ぞ知る”メダル候補を算出しました。ブレイク予想1位にはスノーボードの角野友基選手が選ばれました。角野選手を知っている人のうち、約半数がメダル獲得を予想しています。
1位 | 角野 友基 (スノーボード) |
2位 | 堀 珠花 (アイスホッケー) |
3位 | 竹内 愛奈 (アイスホッケー) |
4位 | 近藤 太郎 (スピードスケート) |
5位 | 平野 歩夢 (スノーボード) |