教育課程編成・実施方針(カリキュラムポリシー)

学位授与方針で定められた目標を達成するために、以下のような構成とねらいを もって教育課程を編成し、実施します。
1.コース共通科目
「マネジメント理論」では、マネジメントの基盤知識として、経営の諸機能に関する基本的な理論や概念、考え方を学び、問題の分析や意思決定ができる力を育成する。
「マネジメント・ケーススタディ」では、企業等のケースを通して意思決定や問題解決を図る力を育成する。
「マネジメントの視座とスキル」では、組織や職場内の対人関係やプロジェクトを円滑・効果的に進めるという観点から、そのために必要な理論的な枠組みやスキルを修得する。
2.経営管理コース科目
「戦略的マネジメントの実践」は、共通科目で学んだことを応用する科目群であり、戦略的に事業や組織運営、人材育成する力を育成する。 「経営管理研究」では、組織で起きる問題を採りあげその解決策を策定する問題解決力や、先行研究を基に実証的研究を通して事実発見や仮説の検証を行う力を育成する。
3.会計マネジメントコース科目
「会計学研究」では、「簿記論」など会計学分野の専門的知識や考え方を学ぶとともに事例等を用いて実践的な解決力を育成する。 「会計学演習」では、会計学分野で修士論文のテーマを設定し、研究方法や論文の作成方法を学ぶことで研究を進める力と実践的な問題解決力を併せて育成する。
4.税務マネジメントコース科目
「税法研究」の科目群では、租税法ならびに主たる税法の専門的理論や考え方を学ぶとともに、判例や事例研究等を通じてそれらを応用することにより、実践的な解決力を育成する。 「税法演習」では、主たる税法に関する実践的な問題を研究課題として設定し、研究成果を修士論文にまとめることによって、解決策を導き出す力を強化する。