修了生の声

修了生の声
沓澤寿子
2021年3月 経営管理コース修了
なぜ本学大学院を選んだのか
体系的な知識がないまま経営の実務に携わってきましたが、株式上場を志向してからは会計士やコンサルタントなどの方々と戦略や財務の話をする機会が増えたことで、幅広い経営知識を学んだ上で自分の強みを持ちたいと考えるようになりました。
本学大学院を選んだのは、体験授業を通して実務経験が豊富な先生方から「現場で使える知識」を教えていただけると確信したからです。仕事や子育てで大変な時期でしたが、自分が成長することで会社をより良い方向に導こうという思いから入学を決意しました。
私が考える”産能”大学院の魅力
最初の授業を受けて思ったのは「何故、もっと早く入学しなかったのか」ということ。明日からでも使える知見の宝庫だと知ったからです。
企業の重要な課題の「芯」を捉えるトレーニングができる科目やリーダーに求められる役割や能力について多角的に学ぶ科目など感動する授業が産業能率大学大学院の魅力です。
大学・大学院での学びを通して得たもの
学修が進むにつれて日々の業務や自分の経営判断に自信と落ち着きが持てるようになり、学修の総仕上げとなる特定課題研究では、人材育成と高収益化を柱にした自社の戦略策定を行うこともできました。
今後は、本研究科で得た経営戦略やマーケティングなどの知識をもとに自社を発展させながら新規事業にも挑戦しようという意欲も湧いてきました。
修了生の声
入倉大亮
2020年3月 経営管理コース修了
なぜ本学大学院を選んだのか
学費がリーズナブルだったこと、平日夜間・土日集中授業があることで、仕事をしながら効率的に学べることなど、経済的にも時間的にも通いやすい点で選びました。
また、研究者から実務家まで多様な教授陣が揃っており、学術的な知識だけでなく実務的なスキルなど両面から学べるところも魅力に感じた点です。
私が考える”産能”大学院の魅力
大学院の魅力は多くありますが、主に以下の二つを挙げることができます。
一つ目は、教授や院生との議論を通して、様々な考えに触れることができることです。当大学院の教授陣は研究者だけでなく実務家の方々も多くいらっしゃいます。
また大学院に集まる院生は、年齢、業種、経験など実に多様です。このような多種多様な方々と学術的、実務的な側面で議論することは、これまで自分がいかに「井の中の蛙」であったかを思い知らされると同時に、思いもつかない考えに触れることができます。
二つ目は、レポートや論文の執筆、授業内プレゼンテーションなどを通して、論理力が養われることです。
当大学院では、課題としてレポートやプレゼンテーションが多くあります(もちろん、履修する科目に依りますが)。
レポートやプレゼンテーションなどは、論理的な内容かどうかを求められますから、課題をこなすうちに論理力が養われるかと思います。
大学・大学院での学びを通して得たもの
大学院生活を通して得たものは多くありますが、簡潔に述べるのであれば、それは”思考の基礎”です。
実務社会においては、ついつい時間に追われて結論を急いでしまう、思考をショートカットしてしまうということが多々あるかと思います。少なくとも以前の私はそうでした。
上述した通り、大学院では、授業や研究、議論などを通して、論理力が求められます。
物事を批判的に捉え、常識を疑い、背後に隠された要因を明らかにするために丁寧に分析し、論理的に情報を整理していく。
私は、大学院生活を通して、この一連の思考プロセスを得ることができたと考えています。
そして、この思考の基礎ができたことで、結果的に思考速度や情報処理能力も向上したと思います。
もちろん、経営学における理論や知識などを体系的に学べたことで、これまで断片的だった知識が有機的に繋がり、点と点が線になり、線と線が繋がって面とすることができたことも得たものの一つです。
修了生の声
冨田 瑞恵
2018年3月 税務マネジメントコース修了
2020年3月 会計マネジメントコース修了
なぜ本学大学院を選んだのか
①税理士受験と大学院と仕事の両立ができそうなカリキュラムであったこと
②税務コースであっても、マネジメントの授業が受けられること

私は、製薬会社で営業の仕事をしています。税理士資格取得は、夢ではあるけれど、業務に全く関係のない勉強でした。
大学院に通うと決めたときに、会社側の理解を得るためにも、税理士受験を続けるためにも、①と②が可能な大学院を探す必要がありました。そこで、見つけたのが”産能”の大学院でした。
忙しすぎる私にとっては、とくに、カリキュラム面の魅力が大きかったと思っています。
論文に関係する授業以外は、基本的に、年に2回ー3回、同じ授業が開講されますので、仕事と予備校と大学院をうまく組み合わせて、無理なく単位が取り終えることができるのです。平日だったら、火曜日9週間だけ、仕事を入れないように仕事をコントロールし、土日は予備校の授業をコントロールし、無理なく4年間、仕事、予備校、大学院を両立し、修了できました。
私が考える”産能”大学院の魅力
①大学院の魅力
大学院の魅力は、同級生が多いことです。同級生が100人います。ディスカッション形式の授業が多いため、学年、コースを問わず仲良くなれます。2年間在籍することで、同級生と1期上の代、1期下の代と知り合うことができます。合計300人の人と大学院の在籍期間中に知り合うチャンスがあります。その中で、できた仲間と修了してからも続く人間関係が作れたことが特に大きな魅力だと思います。これからも仲間とのコミュニケーションを大切にしたいと思います。
また、論文作成という1つの目標のために、助け合ったゼミの仲間と指導教授との人間関係は強固です。
私が所属していたゼミも、指導教授の助けを借りながら、歴代のゼミ生の集まりを作っています。ゼミのつながりを資産にしていき、『ゼミのつながりがあるから、ゼミに入りたい。大学院に入りたい。』そういう魅力を修了生として作っていければと思っています。
 
②学んだコースの魅力
税務マネジメントコースは、税理士試験の試験科目免除を目指す大学院の中で、同じ目的を持つ同級生が多い点が魅力だと思います。そのため、税務コースを修了したあとも、ゼミの枠を超えて、先生方や同級生たちと仲良くし続けています。
会計マネジメントコースは、コースとして、先生方の専門分野を中心に、きめ細かく指導してもらえる点が魅力です。また、私が在籍していた時は、指導頂いた先生の人柄がダイレクトに反映され、学生同士、和気あいあいとしていて、仲が良く楽しい学生生活を送ることができました。
大学・大学院での学びを通して得たもの
大学院で得られたことは、次の4つの視点です。
1つ目は、『税理士の基礎力の視点』。
2つ目は、『マネジメントの授業を通じて学んだ経営の視点』。
3つ目は、『税法の視点』。
4つ目は、『会計の視点』です。
特に、3つ目と4つ目に関しては、論文作成を通じ、ある事象を会計としてはどう取り扱うのか?税法としてはどう取り扱うのか?を考え抜いた日々でした。事象を忠実に会計や税務に写像するための基礎力をつけさせてもらったと思っています。根気強く指導いただいた先生方、感謝します。
大学院で得たことをベースに、顧問先の1枚の領収書をみながら、会計を考え、税務を考え、経営を考え、適切なアドバイスができる税理士になりたいと思っています。