大学
心理マネジメントコース
心理学をビジネスや日常生活に活かす
心理学のさまざまな分野とビジネスマネジメントに活かせる心理学の知識を習得。組織マネジメントや日常生活の中で実践できるスキルとして身につけます。
- 学べる内容
- ビジネス心理学、家族心理学、チームワークの心理学など、多彩なテーマから人間の心理と行動について考察します。ビジネスや日常生活で、人間心理に関する知識を用いて問題解決に向けた適切な助言や提案ができる実践的な能力を養います。本コースで学んだ知識やスキルは、ビジネスや職場、家庭、地域活動など社会生活全般に活かすことが可能です。
こんな人にオススメ
- 心理学を初歩から 学びたい方
- 人間関係と組織マネジメントに 興味のある方
- 日常生活の中で 心理学の知識を活用したい方
目指せる資格
- 認定心理士
Pick up 科目紹介
性格心理学(パーソナリティの理解)
人を取り巻く家族や性別、人間関係、そして文化といったものが、人の性格形成に大きく影響します。なぜ、同じ人間でも外部の影響によって性格が異なっていくのか、また、内面的にも性格形成に影響を与えるものはあるのか、探求していきます
ビジネス心理学入門
ビジネス心理学とは、働く人々の行動や集団での活動について、主に組織心理学の理論を用いて問題解決を図る学問です。具体的には、「モチベーション」「職場におけるコミュニケーション・意思決定」等のテーマを取り上げ、仕事上の課題解決にも役立てます。
Student's Voice
学生インタビュー
自分や相手の心理を、
いかなる状況下でも
客観的に考察できる
礎ができました。
4年 公務員
早川 裕二 さん
入学の目的・理由
組織を動かすのは人であり、その根幹を深く理解する学問として心理学に興味をもちました。日常生活で見られる協働や対立といった場面において、新たな解釈や問題解決の引き出しを増やしたいと思い、本コースを選択しました。
多岐にわたる分野の心理学を学んだことは、暮らしや仕事の中で自分に良い変化をもたらしました。いかなる状況に置かれても、自分や相手の心理を客観的に考察できるようになったこと。また、協働する人のモチベーションを高め、組織に対して問題解決策を主体的に提起できるようになりました。心理学を学ぶ魅力は、日常生活の中で試し、手応えを得られる点にあると思います。
独学で学ぶこともできますが、大学で体系的に学習してこそ、確かな知識の土台を構築できると考えます。
心理マネジメントコースの科目構成
4月期・10月期ともに同じテキストを配本します
3年次科目
マネジメント力強化科目群(コース共通)
●…受講には別途費用がかかります。
科目名 | |||||
---|---|---|---|---|---|
経営の行動指針(土光敏夫語録に学ぶ) | ○ | 2 | |||
経営管理論 | ○ | 4 | |||
経営戦略論 | ○ | ○ | ● | 2 | |
マーケティング論 | ○ | ○ | 2 | ||
人材マネジメント論 | ○ | ○ | 2 | ||
知的思考の技術 | ○ | 2 | |||
しなやかな心をつくるメンタルマネジメント | ○ | 2 | |||
16単位分配本 |
コース専門科目
●…受講には別途費用がかかります。
科目名 | |||||
---|---|---|---|---|---|
性格心理学(パーソナリティの理解) | ○ | ○ | 4 | ||
消費者心理学 | ○ | 2 | |||
産業・組織心理学 | ○ | ○ | 4 | ||
心理療法 | ○ | ○ | 2 | ||
ビジネス心理学入門 | ○ | ○ | ● | 2 | |
行動心理学 | ○ | 2 | |||
心理学のための統計 | ○ | ○ | 2 | ||
チームワークの心理学 | ○ | 2 | |||
20単位分配本 |
3年次 36 単位分配本
※卒業にあたって、3・4年次に必要な単位数は、62単位です。3年次の配本は36単位分です。
4年次科目
3年次選択したコース以外の専門科目、基礎科目の中から36単位まで自由に選択できます。 科目については、こちらをご参照ください。
4年次 36 単位分配本
3・4年次・合計 72 単位分配本
卒業に必要な単位数 62 単位
Faculty Voice
産業能率大学 教授 博士(心理学) 公認心理師 臨床心理士 椎野 睦
価値観や性格が異なる他者との共存こそ、組織で働くということ。
心理学を学ぶということは、人の心の多様性に気づき、広く人を理解する力を育むことでもあります。また、人の心の多様性を学ぶことで自分と他者の違いに気づき、気づくことで自分を受け入れられるようになる。その結果、良い人生を生きるヒントが見つかるでしょう。ビジネスにおて“人の心について学ぶ”ことは、自分の心と対人関係能力を鍛えることにつながります。組織で働くということは、価値観や性格が異なる他者との共存が重要であるといえるでしょう。