ファイナンシャルプランナー
人生そのものを設計する。そこにFPの真価があります。
産業能率大学兼任教員 CFP® 認定者 ライフプランFP®
佐藤 益弘
FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強は、パーソナルファイナンスという領域の事柄を学ぶことになります。パーソナルファイナンスとは、読んで字の如く、個人のお金の流れ・・・つまり、預貯金や運用だけでなく、所得税等の税金、社会保険や生命保険など生活に不可欠な家計に関する事柄を多く学びます。
かつての日本では、個々人がお金の使い方を学ぶ必要はありませんでした。また、その機会も皆無でした。雇用や年金など社会保険が安定し、お金の管理もさほど必要が無かったからです。時代が変わり、キャッシュレス化の進行や激甚化する災害による経済損失の発生、昨年発生した新型コロナパンデミックによる経済的な不安により、自分で自分の財産を守らなくてはならなくなった今、懸念されるのはお金に関して知識を持ち、知恵として活用できる人が少ないことです。FPの知識は、ライフプランの専門家として役立つとともに、自分自身の人生をより良く生きるための知恵でもあります。今後、ニーズはますます高まるでしょう。
産業能率大学ファイナンシャルプランナーコース
本コースがめざす学習効果
1. 日本FP協会が認定する「AFP」や「2級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)」などの取得をめざします
●AFP資格とは⇒日本FP協会ホームページを確認する
2. マネジメントに関する知識を身に付け、ビジネス上の問題解決に活かせる能力を修得します
3. 仕事を効率的に進めるための知識とスキルを身に付け、ビジネスの実践の場で活用できる能力を修得します
本コースの特徴
将来に対する不安が大きい現代社会においては、今ある資産をいかに効率的に運用できるかが、安定した生活基盤を築くための重要なポイントになっています。こうした社会的なニーズに応える専門家をして人気が高まっているのが、「AFP」資格と「ファイナンシャル・プランニング技能士」資格です。
本コースは、日本FP協会の「AFP認定研修」が組み込まれたカリキュラムによって「AFP」および「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」をめざします。また、FPとして顧客に信頼され、効果的に仕事を進めるための知識とスキルについても学習します。
本学は日本FP協会の「特別認定教育機関」の承認を受けています。AFP認定研修制度(所定の7科目のリポートに合格し、「提案書課題」に合格すると、通常は3級からの受検となる「ファイナンシャル・プランニング技能検定試験」について2級から受検することができます。
※AFP認定研修制度は「ファイナンシャルプランナーコース」の方が対象。他のコースの方は対象にはなりませんのでご注意ください。
対象となる科目
●FPのためのライフプランニングと資金計画
●FPのためのリスク管理
●FPのための金融資産運用
●FPのためのタックスプランニング
●FPのための不動産運用
●FPのための相続・事業承継
●FP基礎