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ソーシャルビジネス

第2回 大山エリアにおける小田急グループの取り組みについて

2018年10月15日

小田急電鉄株式会社営業推進部 営業第1担当課長 泉谷 裕氏

講師情報

小田急電鉄株式会社営業推進部 営業第1担当課長 泉谷 裕氏

大山エリアにおける小田急グループの取り組みについて

 小田急電鉄株式会社営業推進部営業第1担当課長の泉谷裕氏をお迎えし、「大山エリアにおける小田急グループの取り組みについて」というタイトルでご講演頂きました。

 最初に、大山エリアの観光の現状について概観しました。小田急電鉄で販売しているフリーパスの売り上げ枚数を基に県内他の観光地(箱根、鎌倉・江ノ島)との比較、さらに昭和期~平成元年頃との比較を行いました。大山は他観光地と比べて知名度が低く、時系列的には減少傾向にあります。また、季節による入り客数の変動が大きく、特定の季節に観光客が集中する特徴があると教えて頂きました。

 次に、小田急電鉄による広告戦略についてご紹介頂きました。2015年の「ミシュラン・ガイドジャポン」への掲載、さらに日本遺産への指定を受け、大山は再び注目を集めました。そのため、電車内のポスターやディスプレイによる広告の実施、春・夏・秋の季節ごとのキャンペーンとプロモーションを通じて、首都圏の居住者に対しPR活動を実施しています。また、インバウンド需要拡大のための施策も進めています。現在、観光客に占める外国人の割合は2%程度です。そのため、宿泊を伴う外国旅行者を獲得するためにも、先導師旅館や講等(※)の伝統的な要素を強くPRして興味を持ってもらう必要があると教えて頂きました。今後、日本人観光客と外国人観光客を呼び込み来山者を増加させるためには、こま参道の活性化や食の充実、伝統的な行事の体験などを含めた「大山を楽しむため」の受け入れ態勢の強化が重要であると解説頂きました。

 最後に、「大山を国内外に広くPRし、多くの観光客を集めるためにはまだまだ努力が必要です。例えば、『食』や『大山全体の回遊性の向上』のためには何が必要なのか? 若い皆さんの新鮮な考え方から、斬新なアイデアを提供して下さい」というメッセージを頂きました。

※先導師旅館や講等については、こちらをご覧ください。
  ・大山講
  ・御師、先導師

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