通信教育で単位を修得する場合、『通信授業（テキストによる学習）』が基本となりますので、その方法についてご説明します。
なお、1単位科目は2単位科目と同じ方法で単位を修得します。

・基本リポートに合格後、科目修得試験に合格することで2単位修得 ・成績は科目修得試験の評価

・基本リポートと応用リポートに合格後、科目修得試験に合格することで4単位修得
・成績は科目修得試験の評価
・基本リポートと応用リポートの提出は順不同

リポートは随時提出できますが、試験期毎にリポートの締切日（郵送提出：消印有効、Web提出：提出日有効）が設けられていますので、受験を考えている試験期のリポート締切日までに
ご提出ください（リポートの締切日は科目修得試験実施日程でご案内しています） 。
＜例＞2021年6月期科目修得試験のリポート締切日は2021年5月18日(水)です。
　　　郵送提出の場合は、この日までの消印が押印されたリポートが有効。
　　　Web提出の場合は、この日までにiNetCampusから提出したリポートが有効となります。
　　注意）海外からの提出は、郵送の場合は必着、Web提出の場合は日本時間が適用されます。

また、4単位科目のスクーリングを申込中の場合、その科目は同時期の科目修得試験を申し込むことはできません。

※1：科目修得試験に合格（単位修得）後にスクーリングを受講することができます。そして、スクーリングに合格した場合、修得単位数と評価は変わりませんが新たにスクーリング単位を2単位認定します。
＜例＞4単位科目について科目修得試験に合格した場合
(1)修得単位数は4単位、内スクーリング単位数は0単位です。
(2)その後スクーリングに合格した場合は、スクーリング単位数のみ2単位修得となります。

卒業要件を充足するためには『スクーリング』による学習でも単位を修得する必要があります。どのぐらい必要かは、次の表をご参照ください。

・スクーリングに合格することで2単位修得（スクーリング単位も2単位認定）
・1単位科目は2単位科目と同じ方法で単位を修得します
・成績は出席状況、課題の提出、最終試験の合格を総合的に判断して判定します

・基本リポートとスクーリングに合格することで4単位修得、うち2単位をスクーリング単位として認定します。
・成績はスクーリングの成績が最終評価となります。
・基本リポート合格後でないと、スクーリングの申込はできません。
・4単位科目のスクーリングを申込中の場合、その科目は科目修得試験を申し込むことはできません。

卒業要件とは、卒業するために必要な単位数や修業年限（※1）等のことです。
修業年限で卒業に必要な単位数を修得するためには、半年間で約16単位分を修得することが一つの目安となります。
同様に面接授業（スクーリング）による単位数は、半年間で16単位の内数として4単位修得することが目安となります。
大学と短大では卒業要件が異なりますので、それぞれの卒業要件についてご説明します。
（※1）卒業するために必要な在学期間で、大学3年次編入学生は2年間、大学1年次入学生は4年間です。

大学を卒業するための要件は、次の3つです。
●4年以上在学していること（休学期間は在学期間に含みません）
●卒業に必要な124単位以上を修得していること（表1参照）
●卒業に必要な124単位のうち30単位以上をスクーリングで修得していること

短大を卒業するための要件は、次の3つです。
●２年以上在学していること（休学期間は在学期間に含みません）
●卒業に必要な62単位以上を修得していること（表3参照）
●卒業に必要な62単位のうち15単位以上をスクーリングで修得していること