SANNO SPORTS MANAGEMENT 2013年 Vol.6

SANNO SPORTS MANAGEMENT 2013年 Vol.6 FEATURE「発展への課題」


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FEATURE「発展への課題」大学サッカー日本一を目指してチームの雰囲気が更に向上するように榊原大樹楠元秀真情報マネジメント学部2013年度卒業サッカー部OB・主将情報マネジメント学部4年2014年サッカー部主将昨年、ようやく関東リーグ2部に昇格できましたが、サッカー部にとっては初めての関東リーグとなります。これまで関東リーグでの経験が無いため、真剣勝負における格上相手との対戦経験の少なさは、これから始まる1年生から4年生まで、選手一人ひとりの目標がそれぞれ異なる状況の中で、全員が同じ方向を向いてプレーできるかどうかが課題だと思っています。個々のプレーが良くてもサッカーはチームスポーツなので、チームリーグ戦でも課題となるのではないでしょうか。しかし、の雰囲気が向上できるよう主将としても気を配りたいで加藤監督をはじめ、スタッフも選手と共に戦ってくれてす。サッカーはもちろんのこと、そうでない場面においいますので、怯むことなく、試合に臨んでもらいたいとても上級生が下級生を自然と指導できるようなチーム作思います。そして、近い将来大学サッカー日本一を掴みりが今の目標です。日常の色んな場面での気付きをお互取れるよう、サッカー部メンバー一丸となって活躍していに気付き合えるようになれば、更に強いチームになれもらいたいと思います!るのではないかと、自分も主将として一選手として向上したいと思います。うまくいかないのが当たり前の中で悲願の関東リーグ2部昇格も、長くは喜びに浸っていられません。合う”という土台が整いつつあるのでしょう。活き活きとした表情2014年の春季リーグがいよいよスタートしましたが、本学サッでボールを追い、キャンパス内でも活気のある選手たちの姿は、そカー部は初戦より第5節まで1分4敗。初めて経験する関東リーグの昔の様子とはずいぶん変化したのではないでしょうか。2部は、「レベルが1ランク上がったなんていう甘いものではなく、とは言え、関東リーグ2部の大きな壁に立ち向かい必死な状況下、それは2つ3つ上のレベル。そう簡単には勝てない。」と監督をはじ産業能率大学サッカー部が本当に目指す目標は、「大学サッカー日めスタッフは口を揃えます。勝負の世界で生きていくうえで、この本一」。まだまだ通過点の関東リーグ2部で、どれだけ困難に立ち壁をどう乗り越えるかが、これからの課題となりますが、加藤監督向かい、乗り越えられるのか。産業能率大学サッカー部の本当の戦は「サッカーは『うまくいかないのが当たり前のスポーツ』ですかいがようやくスタートを切りました。ら。そこでどう踏ん張るのか、何が課題なのか。本当にじっくりと考えなければいけない。まだまだ成長の途中ですが、顔は前を向いています。」とチームの雰囲気を語ります。複雑な条件下、試合の瞬間瞬間で選手一人ひとりの即興的なベストが求められるサッカーにとって、選手が経験から何をどう学ぶかは選手、そしてチームにとっての最も重要な課題と言えるでしょう。ただ、これは何もサッカーだけの問題ではなく、少し視点を変えれば、私たち一個人が仕事や生活、そして趣味の場面であっても、より高みを目指す上では共通の課題です。そしてそれは、一個人の生き方を象徴する考えや振る舞いにも通じることは想像に難しくありません。「ピッチの外で出来ないことは、ピッチの中で出来ませんから。それに、その逆も当然のことです。どれだけ真剣に向き合えるか、最後は一人ひとりの生き方の問題にもなると思うんです。」加藤監督の言葉は、スタッフ全員が口にしていたことでもありますが、浮き沈みを繰り返し“まだまだ”な状況の中でも“必死に向き部員数は110名に。「Trust」をチームコンセプトに「大学サッカー日本一」を目指します。6


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