SANNO SPORTS MANAGEMENT 2013年 Vol.6

SANNO SPORTS MANAGEMENT 2013年 Vol.6 FEATURE「発展への課題」


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サッカー部スタッフに聞きましたつの質問3❶産業能率大学サッカー部の選手が成長したと思うこと❷産業能率大学サッカー部にとって現在の課題を教えて下さい❸2014年度のサッカー部、ここに注目して欲しい!伊藤友彦ゴールキーパーコーチ❶本気で楽しむということをテーマに指導する中で、勝負にこだわり自分達の成長にこだわって取り組まないと結果はなかなか出ないと思うのですが、そういう意味で少し子どもっぽさがあったのが、産能大のチームとしての一体感も強くなるなかで大人になり始め、結果としても成果が出てきているかなと思います。❷上手く行ったり行かなかったりの連続ですが、僕らスタッフも一緒に成長していかなければいけないところで、彼らに何をどう伝えられるかということに目を向けていかないと、チームとしても個人としても成長していかないなと感じています。鳥飼浩之コーチ❶関東リーグには出場していないBチームの選手を主に担当していますが、声を出してサッカー部の一員として出場選手を応援したりと、サッカー部の一員としての帰属意識がサッカー部全体として強くなってきていると思います。❷1を知って10を知れるようになれるかどうかが課題です。成功や失敗、自分の経験を次にどう繋げていくか、あともう一歩踏み込んで考えていくことが課題です。そして、良いことは習慣化し、上級生と下級生の関係が上手く巡るように、部としての伝統が自然と築けるようになればと思います。山真コーチ❶純粋な向上心を持っている反面、困難に立ち向かう精神的な強さに課題がありましたが、2013年の春のリーグ戦から浮き沈みを経験しながらも乗り越える力を少しずつ身に付けてくれていると思います。昇格決定戦の前半と後半でも選手の成長を見ることができましたし、少しずつですが成長する姿を見ています。❷関東2部リーグは、今まで見たことも経験したことも無い世界と言えます。連敗が続いて遣り込められている状況ですが、今こそどういう心持でいるかが重要になると思います。❸選手一人ひとりが試合という表現の場で躍動する姿に是非注目してください。結果は後からついてくると思っています。元気いっぱい、ひたむきな姿を見ることが出来ると思います。選手がサッカーに夢中になっている姿に注目して欲しいなと思います。大塚功太郎寮監❶選手一人ひとりの規範意識が現れてきたこと。ピッチ外で出来ないことはピッチ内でも出来ませんから、やって当たり前のことは勿論のこと、やれていなかったことや、しなきゃいけないことを、今以上に自分たちでできるようになれることを期待しています。❸死に物狂いで必死にやる選手の姿を見てください。目標に向ってとにかく必死です。是非死に物狂いの選手の姿に注目してもらいたいと思います。竹野圭亮トレーナー❶選手一人一人の目標が具体的になってきたこと。こういうところを強くしたい、怪我をしたくないといった選手の“欲”が具体的に現れてきている今、当然まだまだな部分が多いですが、少しずつ目標に向って歩めるようにと思います。❸レギュラーであるかどうかに係らず、選手一人一人がとてもエネルギッシュです。❷1つのものごとに対して、色んな方法を継続的に考えられるようになってほしいと思います。色んな方法を探し試すのも重要ですが、同じ事を繰り返さないように、どうしたらいいかをじっくり考えられるようになれると良いなと思います。❸サッカー部としてチームで戦っていますが、選手一人ひとり個性の有るメンバーばかりです。個性を活かして頑張っている姿を見て頂けたらと思います。❷学年をこえたコミュニケーションを更に強く、視点を変えて物事を捉えられるようになればもっと部としての成長が期待できるんじゃないかなと思います。❸レジリエンス。試合に負け続けたのも創部以来かと思いますが、上手く行かないときこそ今そこを問われていると思います。今の踏ん張りが秋に繋がると思いますので見ててください。5


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