SANNO SPORTS MANAGEMENT 2012年 Vol.5

SANNO SPORTS MANAGEMENT 2012年 Vol.5 FEATURE「Next Stage」


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06伊勢原市の児童における「今後行いたいスポーツ」情報マネジメント学部准教授中川直樹/情報マネジメント学部教授渡邉隆嗣%(520人)、無回答0.2%(2人)であった。児童の年齢構成比(2011年4月1日現在)は、6歳9.4%、7歳13.5%、8歳14.4%、9歳18.2%、10歳16.8%、11歳20.8%、12歳6.1%およびその他が0.7%であった。3)記入者の属性調査用紙への記入は保護者に依頼した。記入者の性別は、男性8.0%、女性91.5%、無回答0.4%であった。また、記入者の年齢構成比は、20歳代1.3%、30歳代43.4%、40歳代52.0%、50歳代2.6%、60歳代0.1%および無回答0.5%であった。さらに、記入者の職業は、専業主婦・主夫が36.3%と最も多く、次いでパート・アルバイト34.4%、会社員・公務員等22.4%の順であった。4)今、行っているスポーツ(複数回答可)男子は、水泳」および「サッカー・フットサル」が多く、次いで「野球・キャッチボール」、「ドッヂボール」の順であった。一方、女子では、「水泳」が最も多く、次いで「なわとび」、「体操・ストレッチング」、「ドッヂボール」、「サイクリング」の順であった。水泳サッカー・フットサルなわとびドッヂボールサイクリング(自転車)体操・ストレッチング野球・キャッチボールウォーキング・散歩ジョギング・ランニングスキー・スノーボードテニス柔道・剣道・空手・少林寺拳法バドミントン釣り山登り・ハイキングキャンプ・オートキャンプバスケットボールその他のダンスバレーボールボウリング卓球なし筋力トレーニングスケートボード・インラインスケート陸上競技(短距離走、幅跳びなど)2194235233女子男子1611787388888278138129131717343394956553325182561584930423030383749351014102426161762612181014150200250(人)490102724421972414010110010503211ヒップホップダンスゴルフアイススケート・アイスホッケーソフトボールラグビーヨガ・気功・太極拳乗馬ニュースポーツアメリカンフットボールハンドボールトライアスロンエアロビクスゲートボールアクアビクス・水中ウォーク弓道・アーチェリーその他0100図1今、行っているスポーツ000000本学では、小中学生のスポーツ活動への参加を支援することを目的に、2007年より㈱湘南ベルマーレと協働して、「産業能率大学collaborationwith湘南ベルマーレ・スポーツ教室」を開催しているが、参加者のニーズにあった、より一層充実したスポーツ教室を開催することでさらなるスポーツ振興を図ろうと、2011年に「伊勢原市の児童におけるスポーツ環境調査」を企画・実施した※1。今回はスポーツ活動のニーズについて調査した内の「今後行いたいスポーツ」についての結果を紹介する。調査概要1)目的伊勢原市在住の子どもたちが健康な身体を養い、人間性を育み、豊かな生活を実現するために必要とされるスポーツの環境についてアンケート調査を実施し、本学がスポーツ振興支援のための行動計画を策定する際の基礎資料を得ることを目的に、本調査を行う。2)実施内容調査対象:伊勢原市立小学校(10校)に在籍する児童。ただし、一家庭で複数の児童が在籍している場合には、そのうちの1名を対象とした。回答者:調査対象となる児童に保護者が聞きとりながら回答調査方法:学校を通じて調査用紙を配布し、郵送にて回収調査期間:2011年11月10日~12月28日調査項目:①スポーツ活動の現状とニーズ②スポーツ施設利用の現状とニーズ③スポーツクラブのへの加入状況とニーズ④総合型地域スポーツクラブへの加入意向⑤スポーツイベントの参加状況やスポーツ情報の入手状況とニーズその他:本調査において「スポーツ」とは、サッカーや野球、バレーボールなどの競技性の高い運動だけではなく、ウォーキングや体操、ストレッチなど気軽にできる運動も含めるとした。調査結果1)回収結果対象者に配布した調査用紙は4339部であり、郵送にて回収された用紙は1150部であった。回答内容を確認したところ、有効回答数は1122部であり、有効回収率は25.9%となった。2)対象者の属性5)今後行いたいと思うスポーツ(複数回答可)本調査対象の児童の性別は、男子53.5%(600人)、女子46.3男女共に、「水泳」と「スキー・スノーボード」に対する希望が15


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