SANNO SPORTS MANAGEMENT 2011年 Vol.4

SANNO SPORTS MANAGEMENT 2011年 Vol.4 FEATURE「スポーツは人を育てる」


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03FEATURE「スポーツは人を育てる」人の成長に寄与するスポーツイベント運営文:渡邉隆嗣/中川直樹「この活動を通じて成長できたと思えるところは、自分の意見をしっかりと発言することの大切さに気付いた点です。スポーツ企画プロジェクト終了後に社会人の方が様々な場面でお互いの意見を出し合う場面に遭遇しました。結果的には、遠回りのように見えても相互の理解が深まっているように感じました。」(吉田)今後に活かせること「自分の考えをどのように伝えれば良いのかを考えてから話すようになったことです。相手の立場や考えを考慮するようになったと思います。」(内田)「横のつながりだけではなく、縦(先輩後輩の関係)のつながりを作ることの大切さを意識できるようになったことです。次の人達にバトンタッチするために残すべきもの、見せるべきものが分かったような気がします。」(大城)参加者「この授業が、良い意味での出発点となった気がします。スポーツ企画プロジェクトでの活動を通じて、大人の考え方や価値観を知ることができ、その後の様々な活動において、どうするべきなのかの基準を自分の中に作れたような気がします。」(伊藤)中田雅之2009年度「スポーツ企画プロジェクト」学生リーダー。2011年3月情報マネジメント学部卒業。株式会社StrapyaNext勤務。「物事を考える時には、情報を集め広い視野で見ることが大切だということに気付きました。大学卒業後の将来を考えるために役立ちそうです。」(吉田)社会人となって役立ったこと「学生の時から社会人の考え方に触れることができ、社会人となって求められる仕事の水準に素早く適応することができたと思います。また、自分がビーチバレーフェスタをやり遂げることができたという自信は、何事に取り組む際にも自分の支えになっています。」(小城)伊藤駿介2010年度「スポーツ企画プロジェクト」を履修。2012年3月情報マネジメント学部卒業。2012年6月より英国ロンドンメトロポリタン大学院(スポーツマネジメントコース)に留学。吉田圭佑2010年度「スポーツ企画プロジェクト」を履修。2012年3月情報マネジメント学部卒業。在学中からサッカーJリーグ湘南ベルマーレのゲームボランティアとして活動。「この授業を履修したことがきっかけとなり、スポーツメーカーだけに向いていた目を、今の業界へと向けさせてくれました。今は商品企画だけではなく、売り場の企画も手掛けています。学生の時に自分たちの企画をやり切れたことが、人にはなかなかできない経験を積めたという自負につながっているように思います。」(中田)2011年のSANNOビーチバレーフェスタには伊勢原・平塚地区の小学生約180名が参加大会運営はもちろん、優勝チームへの商品などスポンサー探しも学生自ら活動<2011年SANNOビーチバレーフェスタ>学生はイベントの企画に留まらず現場スタッフとしてお客様対応も<2011年産業能率大学スペシャルゲーム>教室を離れ大勢のお客様を相手にするイベント当日。学生の背を後押しするのは想像を遥かに超える緊張と責任感。8


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