Annual Report Vol.2


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いる。これは、自由が丘インフォメーションセンターでは授乳室の案内もおこなっており、授乳中の赤ちゃんを抱えた30代の母親が来訪する機会が多く見られるからという理由も考えられよう。図表1-2:来訪者の性別と年代インフォメーションセンターに来訪した外国人の割合は6%となっており、その国別内訳は、図表1-3の通りである。中国、韓国からの来訪者で51%を占め、アジアからの観光客が多い。来訪者の月別傾向は日本人来訪者とは異なり、イベントが観光客を動員する要因にはなっていないことが見て取れる。英語/仏語を使用されている来訪者については国籍が不明なため単に「外国人」と記録している。図表1-3:来訪外国人国別内訳図表1-4:来訪者数の月別傾向日本人と外国人5.分析結果2:来訪者の問い合わせ状況(店舗ジャンル)全来訪者中、「店」に関する問い合わせの割合は70%である。その「店」に関する問い合わせジャンルのトップ3は「リビング&ライフ」が38%、「グルメ」が25%、カフェ&スイーツ」が17%となっており、トップ3で問い合わせの80%を占めている。この店舗ジャンル区分は、自由が丘オフィシャルガイドウェブの区分方法にのっとっている。図表1-5:店に関する問い合わせジャンルこの問い合わせジャンルトップ3を日本人と外国人で比較すると、1位はリビング&ライフで日本人外国人共に変わらないが、日本人では2位がグルメ、3位がカフェ&スイーツとなっているが、外国人では2位と3位が入れ替わっている。図表1-6からも、外国人は自由が丘で食事をするというよりは、雑貨などのショッピング又はカフェでの軽食やスイーツを求めていることがわかる。40代以上で比較してみると、よりこの傾向は顕著となる。日本人40代以上はグルメを求めて来街する割合が増すが、外国人で増えることはない。図表1-6:問い合わせジャンルトップ3日本人と外国人の比較図表1-7:問い合わせジャンルトップ3日本人と外国人の比較(年齢40代以上)6.分析結果3:来訪者の問い合わせ特徴来訪者が店に関する問い合わせをする際、店名、又は雑貨屋・ケーキ屋といった店の業種を指定する場合が84%、「〜な店・ところ」「〜い店・ところ」「〜る店・ところ」「〜の店・ところ」「〜う店・ところ」「〜た店・ところ」といったように「な・い・る・の・う・た」で修飾される抽象的な問い合わせをする場合が16%となっている。実例として、「シュークリームで有名な店」「イタリアンの美味しい店」「夕食でかしこまっていないところ」「カーテンを扱っている店」「猫を05


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