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調査報告書

社長が選ぶ 今年の社長2021

 学校法人産業能率大学総合研究所は、従業員数が6人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に今年(2021年)の最優秀経営者は誰かを尋ね、その結果を「社長が選ぶ 今年の社長」としてまとめました。調査は12月3日から6日までの4日間、インターネット調査で行いました(有効回答558)。この調査は2008年から毎年実施しており、今回で14回目となります。

調査概要

調査期間:2021年12月3日~6日(4日間)
調査対象:従業員数6人以上の企業経営者716人
有効回答:558
調査方法:インターネット調査
調査内容:今年(2021年)の最優秀経営者だと思う方1名を自由記述で回答

結果概要

順位
(前年順位)
氏名
※得票同数の場合は50音順
企業名・役職
※法人格略
得票数
1位
(1位)
豊田 章男 氏 トヨタ自動車
(代表取締役社長)
184
2位
(2位)
孫 正義 氏 ソフトバンクグループ
(代表取締役会長兼社長)
65
3位
(3位)
大山 晃弘 氏 アイリスオーヤマ
(代表取締役社長)
36
4位
(4位)
小濱 英之 氏 ワークマン
(代表取締役社長)
24
5位
(5位)
永守 重信 氏 日本電産
(代表取締役会長)
15

(7位)
柳井 正 氏 ファーストリテイリング
(代表取締役会長兼社長)
7位
(—)
イーロン・マスク 氏 (初) テスラ
(CEO)
13
8位
(8位)
古川 俊太郎 氏 任天堂
(代表取締役社長)
12
9位
(10位)
星野 佳路 氏 星野リゾート
(代表)
10
10位
(11位)
高田 旭人 氏 (初) ジャパネットホールディングス
(代表取締役社長兼CEO
9

*役職名は調査時点のもので、原則として所属企業のホームページの表記に準拠
*2021年内に「社長」「会長」「CEO」など経営トップに就いた実績があれば有効
*(—)=前年得票なし/(初)=今回初めてトップ10入り

豊田章男氏が「今年の社長第1位」2連覇

2021年の「今年の社長」第1位には、豊田章男氏(トヨタ自動車)が2年連続で選ばれました。豊田氏が1位になるのは通算で3回目となります。水素エンジンなど時代の先を見据えた取り組みが高く評価されるとともに、社会との共存を志向する経営理念に賛同する声が集まりました。
アンケート回答者の年齢を「40代以下(170人)」「50代(231人)」「60代以上(157人)」に分けて集計したところ、豊田氏は全年代でトップの支持を得ています。

初のトップ10入りは2人

今回、初めてトップ10入りしたのは、7位のイーロン・マスク氏(テスラ)と10位の高田旭人氏(ジャパネットホールディングス)の2人でした。
選出理由として、マスク氏は革新的な事業推進とゲームチェンジャーとしての経営手腕など、高田氏はカリスマ経営者の跡を継いでの合理的な経営施策や地域創生への取り組みなどが挙げられています。

調査報告書の全文をPDFファイルで提供しています。

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