全国1万人対象 応援している野球選手ランキング
産業能率大学スポーツマネジメント研究所(所長:中川直樹/産業能率大学情報マネジメント学部教授)は、NPB全選手ならびにMLBの日本人選手をリストアップし「応援している選手」や「応援している理由」を尋ねる調査を行いました。
調査は、野球への関心や視聴習慣にかかわらず全国1万人(※人口統計に基づいて割付)を対象とし、5月15日~18日までの4日間、インターネット調査会社を通じて行っています。
調査概要
■調査時期:2018年5月15日~18日
■調査方法:インターネットリサーチ
■サンプル:10,000
割付は、総務省統計局「人口推計(2017年10月1日現在)」(2018年4月13日公表)に基づく。
■設 問:
(1)「応援している球団(NPB)」を選択。
↓
(2)NPB全選手ならびにMLBの日本人選手を対象に、応援している野球選手を選択。(「投手」「野手」それぞれ10人まで)
↓
(3)応援する理由を以下の選択肢から選択。(あてはまるものを全て)
【投手部門】「球威」「変化集」「スター性」「将来性」「性格」「苦労」
【野手部門】「打撃」「守備」「走塁」「スター性」「将来性」「性格」「応援歌」「苦労」
結果概要
「応援している選手」の全体ランキングの結果は、【投手部門】=1位:大谷翔平投手(エンゼルス/MLB)、2位:田中将大投手(ヤンキース/MLB)、3位:ダルビッシュ有投手(カブス/MLB)、【野手部門】=1位:大谷翔平選手(エンゼルス/MLB)、2位:イチロー選手(マリナーズ/MLB)、3位:坂本勇人選手(巨人)となりました。投手部門、野手部門のいずれも、今シーズンから大リーグエンゼルスで“投打の二刀流”として活躍を続ける大谷翔平選手が1位となりました。
産業能率大学スポーツマネジメント研究所では、スポーツ分野における様々な調査活動、マネジメントの研究・教育を行っており、今回得られたデータはスポーツマネジメント分野での研究や、大学教育におけるデータ分析の授業(分析モデル・理論)で活用します。
順位 (支持率) | 【投手部門】投手名(所属/調査時) | 順位 (支持率) | 【野手部門】選手名(所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (46.4%) | 大谷翔平 (エンゼルス/MLB) | 1位 (45.3%) | 大谷翔平 (エンゼルス/MLB) |
2位 (22.4%) | 田中将大 (ヤンキース/MLB) | 2位 (34.1%) | イチロー (マリナーズ/MLB) |
3位 (12.6%) | ダルビッシュ有 (カブス/MLB) | 3位 (5.5%) | 坂本勇人 (巨人) |
4位 (11.4%) | 前田健太 (ドジャース/MLB) | 4位 (4.48%) | 清宮幸太郎 (日本ハム) |
5位 (6.0%) | 上原浩治(巨人) | 5位 (4.47%) | 内川聖一(ソフトバンク) |
6位 (5.6%) | 則本昂大 (楽天) | 6位 (3.8%) | 菊池涼介 (広島) |
7位 (5.2%) | 菅野智之 (巨人) | 7位 (3.64%) | 鳥谷敬 (阪神) |
8位 (4.4%) | 藤浪晋太郎 (阪神) | 8位 (3.55%) | 柳田悠岐 (ソフトバンク) |
9位 (4.2%) | 菊池雄星 (西武) | 9位 (3.48%) | 阿部慎之助 (巨人) |
10位 (3.5%) | 松坂大輔 (中日) | 10位 (3.3%) | 小林誠司 (巨人) |
11位 (3.0%) | メッセンジャー (阪神) | 11位 (3.1%) | 中田翔 (日本ハム) |
12位 (2.9%) | 松井裕樹 (楽天) | 12位 (3.0%) | 筒香嘉智 (DeNA) |
13位 (2.8%) | 藤川球児 (阪神) | 13位 (2.8%) | 山田哲人 (ヤクルト) |
14位 (2.60%) | 斎藤佑樹 (日本ハム) | 14位 (2.5%) | 岡本和真 (巨人) |
15位 (2.55%) | 大瀬良大地 (広島) | 15位 (2.4%) | 松田宣浩 (ソフトバンク) |
16位 (2.54%) | 千賀滉大 (ソフトバンク) | 16位 (2.2%) | 嶋基宏 (楽天) |
17位 (2.3%) | 能見篤史 (阪神) | 17位 (2.17%) | 糸井嘉男 (阪神) |
18位 (2.0%) | 岸孝之 (楽天) | 18位 (2.16%) | 鈴木誠也 (広島) |
19位 (1.9%) | 和田毅 (ソフトバンク) | 19位 (1.98%) | 今宮健太 (ソフトバンク) |
20位 (1.8%) | 牧田和久 (パドレス/MLB) | 20位 (1.97%) | 福留孝介 (阪神) |
※敬称略
応援理由別ランキング
応援理由別ランキング【投手部門】は、[球威]=150キロを超えるストレートを武器に2017年プロ野球シーズン最多セーブ記録を更新したサファテ投手(ソフトバンク)、[変化球]=今シーズンから大リーグパドレスでプレーし、アンダースローから投じられる80キロ台のスローカーブなど“遅い球”に注目が集まる牧田和久投手(パドレス/MLB)、[スター性]と[性格]=大谷翔平投手(エンゼルス/MLB)、[将来性]=2年目となる今シーズン、開幕からローテーションの一角を担いこれまでに3勝を上げている小野泰己投手(阪神)、[苦労]=1型糖尿病を抱えながらマウンドに立ち続ける岩田稔投手(阪神)がそれぞれ1位となりました。
応援理由別ランキング【野手部門】は、[打撃]=2017年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの4番打者を務めた筒香嘉智選手(DeNA)、[守備]=5年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど守備の要としてチームを牽引する菊池涼介選手(広島)、[走塁]=昨シーズン、セ・リーグの盗塁王に輝いた田中広輔選手(広島)、[スター性]=今季、マリナーズの会長付特別補佐に就任したイチロー選手(マリナーズ/MLB)、[将来性]=2017年夏の甲子園で1大会個人最多本塁打を放ち、広島にドラフト1位で入団した中村奨成選手(広島)、[性格]=社交的で明るい性格で、試合前のフリー打撃における場内アナウンスでも注目を集める杉谷拳士選手(日本ハム)、[応援歌] [苦労]=プロ20年目41歳のベテラン新井貴浩選手(広島)がそれぞれ1位に選出されました。
【投手部門】
▼球威・変化球
【球威】順位 (内部比率) | 投手名 (所属/調査時) | 【変化球】順位 (内部比率) | 投手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (58.0%) | サファテ(ソフトバンク) | 1位 (56.4%) | 牧田和久(パドレス/MLB) |
2位 (56.0% ) | メッセンジャー(阪神タイガース) | 2位 (41.3%) | 千賀滉大(ソフトバンク) |
3位 (55.6% ) | 澤村拓一(巨人) | 2位 (41.3%) | 武田翔太(ソフトバンク) |
※敬称略
▼スター性・将来性
【スター性】順位 (内部比率) | 投手名 (所属/調査時) | 【将来性】順位 (内部比率) | 投手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (79.7%) | 大谷翔平 (エンゼルス/MLB) | 1位 (76.3%) | 小野泰己 (阪神) |
2位 (69.7%) | ダルビッシュ有 (カブス/MLB) | 2位 (68.7%) | 大谷翔平 (エンゼルス/MLB) |
2位 (69.7%) | 松坂大輔 (中日) | 3位 (61.5%) | 岡田明丈 (広島) |
※敬称略
▼性格・苦労
【性格】順位 (内部比率) | 投手名 (所属/調査時) | 【苦労】順位 (内部比率) | 投手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (44.8%) | 大谷翔平 (エンゼルス/MLB) | 1位 (63.7% ) | 岩田稔 (阪神) |
2位 (41.6%) | 大瀬良大地 (広島) | 2位 (63.6%) | 岩瀬仁紀 (中日) |
3位 (40.0%) | 和田毅 (ソフトバンク) | 3位 (61.3%) | 松坂大輔 (中日) |
※敬称略
【野手部門】
▼打撃・守備
【打撃】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) | 【守備】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (83.4%) | 筒香嘉智(DeNA) | 1位 (84.3%) | 菊池涼介(広島) |
2位 (83.0%) | 近藤健介(日本ハム) | 2位 (68.3%) | 荒木雅博(中日) |
3位 (81.1%) | 秋山翔吾(西武) | 3位 (65.7%) | 今宮健太(ソフトバンク) |
※敬称略
▼走塁・スター性
【走塁】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) | 【スター性】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (56.2%) | 田中広輔(広島) | 1位 (77.3%) | イチロー(マリナーズ/MLB) |
2位 (54.6%) | 西川遥輝(日本ハム) | 2位 (77.2%) | 大谷翔平(エンゼルス/MLB) |
3位 (41.7%) | 吉川尚輝(巨人) | 3位 (71.0%) | 清宮幸太郎(日本ハム) |
※敬称略
▼将来性・性格
【将来性】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) | 【性格】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (81.9%) | 中村奨成(広島) | 1位 (75.5%) | 杉谷拳士(日本ハム) |
2位 (77.5%) | 清宮幸太郎(日本ハム) | 2位 (48.0%) | 新井貴浩(広島) |
3位 (73.1%) | 大山悠輔(阪神) | 3位 (44.4%) | 嶋基宏(楽天) |
※敬称略
▼応援歌・苦労
【応援歌】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) | 【苦労】順位 (内部比率) | 選手名 (所属/調査時) |
---|---|---|---|
1位 (12.7%) | 新井貴浩(広島) | 1位 (48.0%) | 新井貴浩(広島) |
2位 (9.6%) | 銀次(楽天) | 2位 (44.3%) | 大田泰示(日本ハム) |
3位 (8.8%) | 鳥谷敬(阪神) | 3位 (42.7%) | 荒木雅博(中日) |
※敬称略