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湘南ベルマーレ株式会社株式会社横浜DeNAベイスターズ取締役営業本部長坂本紘司氏広報・PR部長楠本淳氏横浜ビー・コルセアーズ球団代表植田哲也氏01日常生活に溶け込むスポーツインタビュー・文:椎野睦今回は本学とご縁のある「湘南ベルマーレ」「横浜DeNAベイスターズ」「横浜ビー・コルセアーズ」の3社様に座談会形式で、これからのプロスポーツの深化と発展についてインタビューを行いました。1.チームの魅力/プロスポーツの発展に大切なこと——「本日はよろしくお願い致します。早速ですが、①今のチームの魅力と長所、②これからの各プロスポーツの発展において大切なこと、この2つについて3社様順番に教えてください。まずは、湘南ベルマーレ様、よろしくお願い致します。」負けても面白い試合を湘南ベルマーレは、Jリーグの中で「オンリーワンを目指す」をテーマにしています。数字的にいうと、選手の平均年齢が一番若いクラブです。また1試合の走行距離とスプリント回数が数字上で常に上位です。若くてエネルギッシュ、そして運動量が多く、最後まであきらめずに走る”というのが我々の長所だと思っています。近年入場者数も徐々に増えてきており、そういうところにファンの皆様の共感をいただいているという気がしています。——「エネルギッシュな姿勢で走る、若い、というのが、いわゆる“湘南スタイル”に通じるのでしょうか?」かりやすく言うと「若くて、相手チームより必ず多く走って、最後まで諦めずに戦うスタイルです」と言い続けてきました。それが最近数字化され、データとしても立証されています。勝敗はもちろん、勝敗の前に相手としっかり戦う、自分自身と戦う、というところから我々はしっかり戦える集団ですと伝えてくることができたと思っています。——「そういうところも、ファンの見どころに?」試合を観に来てくれた人が、湘南に行くとサッカーを知らない人でも“スカッ”とした気持ちになれて、戦術とかシステムとかは分からなくても「なんか一生懸命やっている集団だ」ということだけは必ず伝わって帰ってもらえる自信はあります。——「これからのプロサッカーの発展に必要なことは?」僕は一番大事なのは質・内容だと思います。ファンサービスやスタジアム外のサービスも勿論大事だと思っていますけど、“負けても面白いね”って言ってもらえる試合をすることだと思います。Jリーグの各クラブで様々なイベントやファンサービスを始めていますが、自分達のプレースタイルを貫いた中で、プレーの質を上げていくということが非常に大事だと思います。“勝てばいい”だけでは、これからのJリーグは伸びていかないと思いますし、見ている人がすがすがしい気持ちになるようなスポーツにしていくことが非常に大事かなと、サッカー界全体としては思います。——「質・内容ですか。」そうですね。「湘南スタイルって何なの?」といわれたときに、我々はわ昔で言うと、ボールを沢山まわしていた方が良いサッカーと言われていた3
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