Annual Report Vol.1


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コンテンツビジネス研究所長賞■アプリケーション部門より「iBeaconで出欠管理!授業支援アプリケーション」(図10)■作者情報マネジメント学部4年大多和亮■作品概要学生による授業中のゲームやSNSなどのスマートフォン私的利用、横行する代返行為を解決し、効率よく出欠管理が行えるアプリケーションを考案しました。これらの課題を解決する手法として、iBeaconというサービスを利用することを考案しました。■研究員コメント・発想がいい、というより、すごい。・実用性の高いアプリケーション。・欲しい人とそうでない人が二分しそうですが、実用性はあるかと思いました。図10:iBeaconで出欠管理!授業支援アプリケーション」静止画部門賞(2作品)「7人の小人」(図11)■作者情報マネジメント学部1年筒井ひなの■作品概要デジタルという単語から思いついたのは、色とペンタブレットでした。そこで、七色を使って七人の小人と、主人公格の人物を描くことにしました。とにかく色鮮やかに七色を表現したかったので、たくさんの色を使って描きました。■研究員コメント・色の面積バランスと物の「りんかく」との表現の強弱のバランスを考えましょう。・キャラデザインとしてはペイントもきれいかと思いました。ただ、個性が薄い感じがします。少しスパイスがあってもよいです。図11:「7人の小人」「PVモザイクアート」(権利処理の関係上、作品イメージは非公開とさせていただきます)■作者情報マネジメント学部4年岡部勇人■作品概要ブラジルワールドカップのパブリックビューイングを企画した際、200名の産能大生の写真を撮り宣伝するという目的でモザイクアートを作成しました。写真はすべて産能大生の写真でそれに色を付けて組み合わせて制作しています。■研究員コメント・モザイクだと、もっとわかる部分があると、もっと興味を持ちます。あと、モザイクが小さすぎて「サガス」という楽しみが失われています。・「日本を応援しよう」というメッセージが1枚の写真に込められていて、オーソドックスな手法ではありますが、よくできていると思いました。を組み立てて、オリジナルゲームの制作と発表会をしました。イベントの間に撮影した写真や動画を編集して作品発表会の後にみんなで鑑賞しました。夏休みの感じと、子どもたちの元気な様子が伝わったかと思います。■研究員コメント・やりたい事、伝えたい事、出演者と制作者の立場、という映像の視点がしっかりしていました。・静止画の処理の仕方がうまいことと、カットの速さでテンポ感も出せており、最後まで見られました。尺があと30秒短く構成されていたらよかった。図12:「子ども科学探検隊2014-自作自演JOY!-」電子書籍部門賞「AliceinMediaBoxVol.9」(図13)■作者情報マネジメント学部3年秋元萌佳■作品概要「紙の概念を排した次世代型電子書籍の提案」という研究テーマのもと、音声、動画、インタラクティブな動きを取り入れた電子書籍を制作しました。また、今回の展示では、そこにプロジェクション要素を取り入れ、大きな絵本を作成・投影し、プロジェクションデジタルブックという作品に仕上げました。今年のゼミの研究発表展示のコンセプトである発見・驚きを含んだアリスの世界を閉じ込めた絵本となっています。■研究員コメント・すばらしい。美しくて楽しい作品。絵の選び方がいいです。・無理なくソフトに入っていける。非常によいと思う。ただし、電子出版なら、本を開くところから初めてほしい。アナログの世界感かと思ったら途中から電子出版の世界へ転換するなど…。・もっとデジタルに作品を押し込んだ表現がほしいです。本の内容や中のキャラが本のワクを押し拡げたり、入口を大きくしたりという能動的表現がほしいです。図13:「AliceinMediaBoxVol.9」アプリケーション部門賞■最優秀賞に同じ先進表現部門賞「ハーフミラー方式を用いた3次元映像通信の実現」(図14)■作者情報マネジメント学部4年蛯原千明■作品概要近年、遠方の人との映像でのコミュニケーションは需要が高まっています。実用化されているシステムには、映像会議システムなどがありますが、どれも2次元での表現であるため現実感に劣ります。このため、本研究ではより現実感の得られると考えられる3次元での映像通信の実現をテーマにしています。■研究員コメント・このシステムは数年前に発表されていましたが、良く再現できていると思います。このシステムを使った面白い実験で子ども達と物創りするなど活用機会を広げられるといいです。・ある程度以上の年代の人は、この映像を見てスターウォーズep.4を想像すると思います。私はいつかあの3Dホログラム映像を見たいので、本映像通信の完成を期待いたします。動画部門賞「子ども科学探検隊2014-自作自演JOY!-」(図12)■作者情報マネジメント学部3年佐々木隆太■作品概要2014年8月に、神奈川県子ども科学探検隊が湘南キャンパスを訪れ、夏休みの1日をパソコン体験して過ごした時のリフレクション動画です。子どもたちは、キャンパス内に隠してあるコンピュータの部品をクイズからヒントをもらって宝探しに行ってランチ券をゲットします。午後は、小型コンピュータ図14:「ハーフミラー方式を用いた3次元映像通信の実現」23


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