リレーエッセイ 2021.01

依田 朗裕 (Akihiro Yoda)
<担当科目>
「簿記を基本から学ぶ」「簿記3級をめざす」「情報分析力を鍛える」他
<趣味、特技>
カラオケ・ワインなどお酒全般・国内旅行での食べ歩き
<メッセージ>
みなさん、こんにちは。依田です。本学では簿記会計など、数字回りの科目を主に担当しています。在学中に是非皆さんに実践してもらいたいことがあります。それは、①「わからない」ところを探し、それをそのままにせず②「わからない」ところを「わかる」に変えていくことです。具体的には、「わかりにくいなあ」「わからないなあ」と感じた箇所に、付箋を貼り、テキストを一通り読んでから、もう一度そこを確認して、それでもわからなければ教員に質問するという一連の流れの実践です。教員への質問は文書でもできますし、スクーリングを利用するのもおススメです。学ぶとは、「知らない」から始まり、「わからないという壁」を見つけ、それを1つひとつ突破して、「わかる」に変えていくことです。「わからないという壁」は、本気で学ぶ人にのみ現れます。まったく恥ずかしいことではなく、むしろ学びが進んでいることの証拠です。
この1つひとつの壁の突破の向こうに「単位」の修得が見えてきます。
そして「単位」を積み重ねていくと「卒業」が見えてきます。
こうして得た「卒業」の資格は、膨大な「わかる」の結集です。
本気の学びは皆さんの成長、そして皆さんの未来の幸せに大きく寄与することでしょう。
卒業目指して一緒に頑張りましょう! 私も全力でサポートします。
「簿記を基本から学ぶ」「簿記3級をめざす」「情報分析力を鍛える」他
<趣味、特技>
カラオケ・ワインなどお酒全般・国内旅行での食べ歩き
<メッセージ>
みなさん、こんにちは。依田です。本学では簿記会計など、数字回りの科目を主に担当しています。在学中に是非皆さんに実践してもらいたいことがあります。それは、①「わからない」ところを探し、それをそのままにせず②「わからない」ところを「わかる」に変えていくことです。具体的には、「わかりにくいなあ」「わからないなあ」と感じた箇所に、付箋を貼り、テキストを一通り読んでから、もう一度そこを確認して、それでもわからなければ教員に質問するという一連の流れの実践です。教員への質問は文書でもできますし、スクーリングを利用するのもおススメです。学ぶとは、「知らない」から始まり、「わからないという壁」を見つけ、それを1つひとつ突破して、「わかる」に変えていくことです。「わからないという壁」は、本気で学ぶ人にのみ現れます。まったく恥ずかしいことではなく、むしろ学びが進んでいることの証拠です。
この1つひとつの壁の突破の向こうに「単位」の修得が見えてきます。
そして「単位」を積み重ねていくと「卒業」が見えてきます。
こうして得た「卒業」の資格は、膨大な「わかる」の結集です。
本気の学びは皆さんの成長、そして皆さんの未来の幸せに大きく寄与することでしょう。
卒業目指して一緒に頑張りましょう! 私も全力でサポートします。
やっぱり食(とお酒?)でしょう! ~メシテロエッセイ~
憧れはなんとなくあったものの、家飲みが主流の我が家では「行きつけの飲み屋」というものを特に開拓をしていなかった。
が、数年前に家族が「これおいしそうじゃない?」と、雑誌に載っている彩り豊かな刺し盛りの写真を見つけてからというもの、記念日には決まって訪れ、また大切な人を誘って訪れるようになったお店がある。下の写真はそのお店に最近訪れたときに注文した「刺身八点盛り」である。
が、数年前に家族が「これおいしそうじゃない?」と、雑誌に載っている彩り豊かな刺し盛りの写真を見つけてからというもの、記念日には決まって訪れ、また大切な人を誘って訪れるようになったお店がある。下の写真はそのお店に最近訪れたときに注文した「刺身八点盛り」である。

写真からはその種類の数が分かりにくいが、明らかに「八点」を超えているのはお分かりだろう。この日はなんと「刺身十八点盛り!」だった。初めて見る新入りの若いアルバイトの学生が18点すべて、「こちらから、シマアジ・アマダイ…」とひとつひとつの魚介名を教えてくれる。よく覚えたもんだ。
この店はとにかく何を食べても旨いのだが、利き酒師のお兄さんがいて、今日ある日本酒の中で一番マリアージュするものを教えてくれるのが「ワクワク感」を増幅させてくれる。
いちばんの私のお気に入りはトラフグの白子にニンニクを合わせ、すでに幸せいっぱいの口の中に日本酒を放り込むこと。トラフグの白子はいわば超クリーミーで新鮮な「海のグラタン」と表現するとちょうどよいだろうか。それに大好きなニンニクと日本酒が口の中で一緒になったときの感動は「やばい」の一言。
そして、とても気に入っているのがこのお店の雰囲気。従業員が活き活きと働いて楽しそうだ。バイトであってもお店の商品はしっかり食べさせて、その味のすばらしさを店員さんが分かっている状態で接客することを大将は心がけているらしい。「うちの料理は旨い!」って分かっていれば、そりゃ活き活きするわな。
お酒も入ってきて気持ちよくなってきたころ合いで、「大将からです」と利き酒師のお兄さんの一言のあと、おちょこに入ったいくらご飯が運ばれてくる。「そうそう、これくらいの量ちょこっと食べたいんだよな」というこちらの気持ちを見透かしているように。
この店はとにかく何を食べても旨いのだが、利き酒師のお兄さんがいて、今日ある日本酒の中で一番マリアージュするものを教えてくれるのが「ワクワク感」を増幅させてくれる。
いちばんの私のお気に入りはトラフグの白子にニンニクを合わせ、すでに幸せいっぱいの口の中に日本酒を放り込むこと。トラフグの白子はいわば超クリーミーで新鮮な「海のグラタン」と表現するとちょうどよいだろうか。それに大好きなニンニクと日本酒が口の中で一緒になったときの感動は「やばい」の一言。
そして、とても気に入っているのがこのお店の雰囲気。従業員が活き活きと働いて楽しそうだ。バイトであってもお店の商品はしっかり食べさせて、その味のすばらしさを店員さんが分かっている状態で接客することを大将は心がけているらしい。「うちの料理は旨い!」って分かっていれば、そりゃ活き活きするわな。
お酒も入ってきて気持ちよくなってきたころ合いで、「大将からです」と利き酒師のお兄さんの一言のあと、おちょこに入ったいくらご飯が運ばれてくる。「そうそう、これくらいの量ちょこっと食べたいんだよな」というこちらの気持ちを見透かしているように。

カウンターに座っている客の特権なのだが、「大将からです」が数回あるのがまたこのお店のお楽しみの一つ。大将の手がちょっと空くと、気の利いたものが載っている小皿やおちょこが登場する。
旨いものを、旨い酒と合わせていただくことは私にとって「極上」のひととき。お店を出るころにはいつも、舌とお腹だけでなく、心まで満たされて帰途につく。「充電」とは、まさにこのことをいうのだろう。
外食をしにくいご時世ではあるが、ああ、トラフグの白子が食いたい。次回はいつ行こうかな。
旨いものを、旨い酒と合わせていただくことは私にとって「極上」のひととき。お店を出るころにはいつも、舌とお腹だけでなく、心まで満たされて帰途につく。「充電」とは、まさにこのことをいうのだろう。
外食をしにくいご時世ではあるが、ああ、トラフグの白子が食いたい。次回はいつ行こうかな。