campus_guidebook_2024

産業能率大学の学びの特徴や学部学科、就職支援などを紹介している入学案内です。入学者選抜情報、キャンパスライフほか、入学案内でしか見ることができないSANNOの情報が満載です。


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SANNOUniversity2024086内定者本格的な就職活動を前に、スタートしたのは3年次の春。そのときに就職への意欲や期待感を高めてくれたのが、キャリアセンターのサポートでした。職員の方と面談を行い、自分の適性、価値観に合う業界や仕事を絞り込んでいきました。自己分析や企業研究を念入りに行って興味を持ったのは、社会に貢献できる仕事や業界でした。自分の適性に気づいた背景に「Shares(シェアーズ)」でのピア・サポート活動がありました。レポート作成や資格取得のポイントを伝える講習会を開催するなど、学生の学びを支援する団体の一員として、4年間にわたって力を注いできました。参加した学生から感謝の声が寄せられ、Sharesに関心を持って運営に携わるメンバーも増えたことで、人の役に立つ基盤づくりに喜びを感じるようになっていたことに気づきました。この経験をもとに身につけた自分の特性を活かし、人や社会を支える基盤づくりをしたいという想いを伝え、就職活動を行いました。自分の適性や価値観に気づいた就職活動。石垣島の課題解決に取り組むPBLが行われていることがSANNOを選んだ理由でした。さまざまな考えを持った人に出会える東京にいながら、沖縄の地域創生について深く学べる大学は他にないと思ったからです。大学では、グループワークを通して仲間と学び合い、思考力やコミュニケーション力が磨かれたという実感があります。所属した杉田ゼミでは、地方創生をテーマに「奥能登国際芸術祭(石川県珠洲市)」のプロモーション活動に取り組みました。そのなかでわたしは、ニュースとして取り上げてくれるメディアの発掘に注力しました。そこで学んだのが逆境に負けないモチベーションの大切さです。そして、この体験から関心を持ったのが、チームの活性化に携わることでした。SANNOで学んだことを糧に、企業でさらに経験を積み、沖縄の発展に貢献するのが将来の目標です。組織課題を解決するコンサルタントとして、いつか地元に恩返しをしたい。経理担当に的を絞って就職活動を行う。わたしには大切なことでしたが、珍しいケースかもしれません。また「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」をたくさん書き込めることが、有利に働くと言われますが、わたしは当てはまりませんでした。在学中に留学やボランティア活動もしていません。リーダーとしてサークルを率いた経験もありません。その意味では、ひとつに絞れるような「ガクチカ」と言えることはしていませんでした。しかし、在学中は自分の興味から簿記2級の資格を取得したり、さまざまなアルバイトを体験したりしました。そんな自分が自信を持って就職活動に臨めたのはゼミ活動のおかげでした。ゼミでは、固定観念にも先入観にも縛られずに、広い視野でものごとを捉える重要性を学びました。大学の学びでもいいし、興味を持って取り組んだことでもいい。経験から学んだことを自分の言葉で表現できれば大丈夫だと、胸を張って言うことができます。経験から何を学んだかを、自分の言葉で語れることが重要です。浜田起菜Interview02久場島清雅03宮原昇大01東京電力ホールディングス株式会社AOITYOHoldings株式会社株式会社リンクアンドモチベーション


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