campus_guidebook_2024

産業能率大学の学びの特徴や学部学科、就職支援などを紹介している入学案内です。入学者選抜情報、キャンパスライフほか、入学案内でしか見ることができないSANNOの情報が満載です。


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経営学部マーケティング学科「マーケティング・イニシアティブ」を受講したくてマーケティング学科に進学しました。この授業で身につく問題発見力や問題解決力は、将来に必要になる能力だと確信できたからです。またビジネスの最前線で活躍している卒業生の方がプログラムに関わってくださるということも大きな魅力でした。最も印象に残っているのは、日本の大企業の経営課題を抽出し、改善策を提案するというテーマで取り組んだグループディスカッションです。わたしのグループにアドバイザーとして加わってくださった卒業生の方からは「根拠は何?」事業別のシェアや伸び率は?」などと問われ、わたしたちは満足に答えることができず、力の差を痛感しました。この経験を通じて、さまざまな事象を複眼的に捉え、論理的に問題の本質を捉えるという視点が身につきました。自分も先輩たちのように社会で活躍したい。そのためにさらに学びを深めたい。理想的なロールモデルと出会えることも、このプログラムの魅力です。1年小國望愛埼玉県私立武南高等学校出身問題は事業の深いところに隠れている真因を探るというアプローチ「新商品の売り上げが伸びない」ーすでに表出していることが問題かと言えば、必ずしもそうとは言えません。企業の発展を問題解決と捉えると、そこにはさまざまな選択肢が存在します。問題の真因を見つけるために、まずは企業の分析から始めます。マーケティング・イニシアティブ問題発見のプロセスSTEP5課題への対応策課題を解決するにはどんな対応策が考えられるのかを議論し、施策として発表する。調査対象企業の未来を予測する。競合他社の動向や環境変化を踏まえて、企業の明るく発展した未来と暗く残念な未来シナリオを描く。STEP2シナリオ創出調査対象企業の明るい未来と暗い未来の分かれ目(分岐点)を特定する。明るい未来を導くために、どのような取り組みをすべきか検討する。STEP3分岐点の特定STEP4分岐点に隠された課題明るい未来を導くための取り組みの実施に、障害となることを予想する。STEP1事業の把握調査対象企業の事業領域や利益構造を財務諸表などを基に分析する。また、調査対象企業の強みと弱みを把握する。卒業生からの問いかけが、問題の本質を見定める気づきを与えてくれました。MARKETINGINITIATIVE035SANNOUniversity2024


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