プログラム概要

大学教育再生加速プログラム(AP)とは

国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取組を実施する大学を支援することを目的としています。

取組名称

テーマⅠ(アクティブ・ラーニング)・Ⅱ(学修成果の可視化)複合型

プログラム概要

本事業は、教育支援センターの新設および学習支援センターの機能強化により、授業における教員と学生のパフォーマンス(学生の発言数、教員と学生の対話数、事前課題に対するフィードバック時間、板書量など)を測定したスタッツデータ、授業外の学習時間などの学生の学習行動データ、および知識・技能・態度の3側面から把握した学修成果の分析に基づき、教育方法や事前・事後課題の質量などの改善を図り、深い学びと学修成果を伴った教育の実現に取り組みます。
具体的には(1)教育方法の改善 (2)教育プログラムの改善 (3)学習支援の強化 (4)学修成果の多面的把握 (5)事業成果の三方発信を行います。事業実施にあたっては、本学通信教育部門の学修成果の評価方法や提携先である湘南ベルマーレのデータ測定・分析ノウハウなど、産業能率大学のすべてのリソース(ALL産能)を投入して成果を最大化し、大学教育における先導的事例を創出します。

プログラム実施期間

平成26年度~平成30年度

本プログラムの取り組みテーマ

本事業では取り組みテーマを以下の5つに分類し、それぞれの目的を実現させるための教育改革を行っていきます。

(1)教育方法の改善

教員個人の教育力向上

(1)教育方法の改善


これまで「聖域」とされてきた授業内の教員の行動をスタッツデータとして測定し、その分析結果に基づき各教員に授業設計・運営等に関するコンサルテーションを実施する。本データ測定の対象範囲は、講義科目、アクティブ・ラーニング科目を問わず、全専任教員の担当科目とする。

(2)教育プログラムの改善

教育力の向上のための組織体制・環境の強化

(2)教育プログラムの改善


これまで各教員に委ねられてきた授業設計や事前・事後課題の内容について、教育支援センターが介入し、大学全体として組織的な改善が図られる体制を整備する。

(3)学習支援の強化

学生の学習効率の向上

(3)学習支援の強化


学習支援センターを中心に教育が深い学びにつながるために不可欠な学生の事前・事後学習の支援および環境整備に注力し、学生の学習効率を向上し、より高い学修成果の獲得をはかる。

(4)学修成果の多面的把握

学習指導等による 学生の学習効率の向上と教育改善

(4)学修成果の多面的把握


これまで知識(GPA)面に偏っていた学修成果の把握を、知識・技能・態度の3側面からの把握に発展させる。スタッツデータ(プロセスデータ)と学修成果データ(結果データ)は一体であり、両者を比較検討することで、課題の発見・改善が推進される。本学修成果の可視化の対象範囲は、講義科目、アクティブ・ラーニング科目を問わず、全専任教員の担当科目とする。

(5)事業成果の三方発信

①他大学②高校教育③社会人教育への事業成果の波及

(5)事業成果の三方発信


本学が有する高校教員とのネットワークおよび本学社会人教育部門の機能を活かし、事業成果を広く発信し、大学教育のみならず高校・社会人教育の質向上に貢献する。

本プログラムにおける「スタッツデータ」とは

スタッツとは、統計を意味するstatistics に由来する言葉(stats)で、スポーツにおける選手のプレー内容やチームの成績に関する統計数値のことをいいます。野球であれば、各選手の安打数や三振の数、チームの打率や本塁打の数などがこれにあたります。本事業においては、授業における教員と学生のパフォーマンス(学生の質問数、教員と学生の対話数、事前課題に対するフィードバック時間、板書量など)の測定データを意味し、この分析により、教育力向上のための課題を発見し、改善を加速します。

ALL産能での事業実施

本プログラムは、産業能率大学のすべてのリソースを投入して成果を最大化し、大学教育における先導的事例を創出します。

本事業の施策   ALL産能 連携内容
(1)教育方法の改善 湘南ベルマーレ
(Jリーグ)
2004年より提携している湘南ベルマーレのスタッツデータ測定・分析事業者の協力を得て事業を実施する。
情報センター ITツール等を活用した授業の円滑かつ効果的な実施を支援。大教室でのアティブ・ラーニング・サポート・ツールの充実を図る。
(2)教育プログラムの改善 社会人教育部門
(総合研究所)
社会人向け能力開発教材を大学生向けに改編するなど、本学独自のグループ内産学連携による教育プログラムの充実を図る。
(3)学習支援の強化 図書館 学生の情報収集力向上に貢献し、事前・事後学習を促進する。また、学生の能動的な学習を支援するための学習環境の整備を先導する。
学生相談室 充実した学生生活を送るために必要な情報を提供したり、悩みや問題点などを解決したりするための援助を行う。
(4)学修成果の多面的把握 通信教育部門 客観性、公平性を担保するため精緻に設計されている通信教育部門の学習成果の評価方法に関する情報を共有する。
キャリアセンター 卒業生およびその就職先を対象とした調査により知識・技能・態度に関する学修成果が、社会でどのように評価されているかを検証する。
(5)事業成果の三方発信 入試センター 高校教員向け研修などを数多く開催してきた実績とネットワーク、ノウハウを活かして本事業の成果を高校教育に向けて発信する。

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