SANNO SPORTS MANAGEMENT 2013年 Vol.6

SANNO SPORTS MANAGEMENT 2013年 Vol.6 FEATURE「発展への課題」


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488また、初心者は個人での参加が多いことが予想されるため、心理的障壁を和らげるためにも親子での参加も可能にした。表1.2014年度スポーツ教室年間計画内容担当時間帯場所対象募集方法9:30〜11:30第1G小学生(希望者は保護者も参加可)一般募集。全4回のコースとして実施(単発での参加も可)開催日5月25日(日)6月22日(日)7月27日(日)8月24日(日)9月7日(日)10月4日(土)11月平日12月20日(土)1月24日(土)2月7日(土)3月14日(土)初心者サッカークリニック①ドリブルベルマーレアカデミー普及コーチ初心者サッカークリニック②パスベルマーレアカデミー普及コーチ初心者サッカークリニック③シュートベルマーレアカデミー普及コーチ初心者サッカークリニック④ゲームテクニックベルマーレアカデミー普及コーチかけっこ教室フィットネス&コンディショニング竹江氏ビーチバレー教室9:30〜11:30第1G9:30〜11:30ベルマーレビーチバレーチーム川合氏ビーチバレーコートサッカー教室平日午前中ベルマーレアカデミー普及コーチバレーボール教室ベルマーレビーチバレーチーム川合氏フットサル教室第2G9:30〜11:30体育館9:30〜11:30ベルマーレフットサルクラブ体育館健康づくり教室ベルマーレトライアスロンチームバレーボール教室ベルマーレビーチバレーチーム川合氏9:30〜11:30第1G・体育館9:30〜11:30体育館小学生一般募集小・中学生チーム募集&一般募集幼稚園園単位で募集小・中学生チーム募集&一般募集小学生一般募集制限なし一般募集小・中学生チーム募集&一般募集はじめてやる人を対象としたスポーツ教室やイベント技術の向上を目的とした専門的なスポーツ教室やイベント有名スポーツ選手を招いて行うスポーツのお話、スポーツ教室やイベント勝ち負けにこだわらない大会やイベントいくつかの種目のスポーツが行われるスポーツ競技大会やイベント勝ち負けを競うことを主な目的とした大会やイベント一つの種目のスポーツだけが行われるスポーツ競技大会やイベント106なし43その他173763753363322470200400600(人)図2.子どもに参加させたいスポーツイベント(伊勢原市スポーツ環境調査)220148120101参加するきっかけや機会がないから開催日や開催時間が自分の都合と合わないからスポーツ大会やイベントについての情報がないから自分が参加したいと思うスポーツイベントがないから一緒に参加する仲間がいないからスポーツイベントに興味がない、または、参加したいと思わないから勉強や習い事で忙しいからスポーツが苦手だから開催場所の交通の利便性が悪いから8978484746お金がかかるから33身体の調子が悪いから6家族が反対するから2その他24050100150200250(人)図3.スポーツイベントに参加しなかった理由(伊勢原市スポーツ環境調査)新プログラムの導入今後に向けて今回のプログラム改訂では、これまでに本研究所にて蓄積したデータを活用し、参加者のニーズに沿うようなプログラムを提供することを試みた。これまでは、6年前に手探り状態から始めたスポーツ教室であったこともあり、主催者側の持つ人的資源等を鑑み、主催者側の事情で企画したプログラムを提供してきた。それに対して今回は、マーケティング的観点から、参加者の期待に応える形でプログラムを加えるという、プログラム改訂にとどまらない、新たなスポーツ教室運営に対する試みを実践すると言えよう。そして、この試みに付随して、スポーツ教室に対する広報の方法や参加者への配慮、もしくはスポーツ教室参加後のフォローなど、新たに取り組まなくてはならないことが生じることも予想できる。新たなプログラム導入がスポーツ教室運営へ及ぼす影響については、次年度以降報告する予定である。そこで、2014年度からは、スポーツ教室のプログラムに、新たに初心者の小学生を対象としたサッカークリニックを導入した(表1)。このプログラムの特徴は、各回のスポーツ教室の目的を技術別に明示した点である。そして4回連続のコースとして実施することで、確実にサッカーの基本を習得してもらおうとした点である。参考文献1.伊勢原市スポーツ環境調査結果報告書産業能率大学スポーツマネジメント研究所2012年10月(http://smrc.mi.sanno.ac.jp/smrc/magazine/isehara2012/top.html)2.地域を変えるスポーツ資源―地域スポーツと大学・企業SportsJapan6:8-20(2013)公益財団法人日本体育協会3.子どものスポーツライフ・データ(4~9歳のスポーツライフに関する調査報告書)笹川スポーツ財団201216


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