SANNO SPORTS MANAGEMENT 2011年 Vol.4

SANNO SPORTS MANAGEMENT 2011年 Vol.4 FEATURE「スポーツは人を育てる」


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2011年10月インターンシップ実施に先立ち、参加メンバーと小川GM・廣田社長へご挨拶小川直樹GM皆さん、こんにちは。横浜ビー・コルセアーズは神奈川県・横浜市をホームタウンとするプロバスケットボールチームです。今回、産業能率大学様のご協力をいただき、観戦に来られたお客様に対するニーズの調査を依頼しました。この調査結果を元に、来シーズン更なるサービス向上のために、努力していきたいと思います。是非、一度会場にてご観戦下さい。バスケットボールコートと観客席は非常に近く、臨場感溢れるダイナミックなゲームを味わっていただければ幸いです。インターンシップに参加の学生。当初は臨機応変な対応に四苦八苦も、現在では試合運営のサポートも。会場の設営や観客の誘導などを行い、慣れてきてからは試合運営のお手伝いもできるようになってきました。インターンシップは多くの大学で実施されていますが、スポーツビジネスの現場でのインターンシップ実習はほとんどありません。実習生も、様々な体験を通して、スポーツビジネスの現実と厳しさを肌で感じているものと思います。さらに、2011年12月からは横浜のホームゲームにおいて、アリーナでの観客調査も始められ、2012年5月まで続けられる予定となっています。bjリーグにおいて、継続的な観客アンケート調査が行われる機会はほとんどありません。アンケートでは、観客属性はもとより、バスケットの魅力や来場のきっかけ、さらには試合会場での不満や、グッズやフーズに関することまで幅広く聞いています。これを集計・分析し、来シーズン以降、よりよい試合運営や、観客サービスを提供できるよう、役立てていく予定です。アンケート調査の結果については、本研究所HPや本誌でも適宜ご紹介していく予定です。最後に、今回のコラボレーション開始に当たり、横浜ビー・コルセアーズの廣田和生社長と小川直樹GMにコメントを戴きました。この特集ページ内に掲載させていただきますので、こちらの方もご覧いただければと思います。新規参入で健闘している横浜ビー・コルセアーズの応援を本学ともどもよろしくお願いいたします。廣田和生社長2011年10月に横浜ビー・コルセアーズは産声を上げ、初参戦の今シーズン、ファイナル4まで勝ち進むことが出来たこと、非常に嬉しく思っております。これも産業能率大学様を始め、多くの行政機関、関連団体、スポンサー各社、そして熱きブーストを送り続けてくれたブースターの皆様のお力添えがあったからこそと感じています。今シーズンから開始された産業能率大学様とのコラボレーションでは、アンケート調査とインターンシップを実施しました。インターンシップでは、最近、受動的な活動しか出来ない学生が多い中、産業能率大学の学生諸氏が能動的に活動されている姿を拝見し、感服しています。社会で生きていける術を今回のタイアップを元に、習得していただければ互いに相乗効果に繋がると考えています。20


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