授業科目紹介

「会社のしくみ」ライブ型(Zoom)授業
基礎教育科目 1年次 前学期開講

担当:情報マネジメント学部 三浦 智恵子 教授

どのようなことを学ぶ授業?

はじめて経営学を学ぶ学生向けに、会社の種類、株主総会などの機関、組織のしくみ、給料や保険などの人事・労務の基本知識、各部門の仕事内容、会社にかかわる数字の見方、さまざまな経営手法について広く学びます。

この授業の面白さや、学生に学んでほしい、興味をもってもらいたいポイントは?

今後、自分の興味のあるコースの科目や専門科目、PBL科目を学ぶ上でのベースになる知識ということを意識して学んでほしいです。 ニュースなどを見ると、この科目で学んだ言葉などが出てくるはずなので、実際の経営の場ではどんなことが起こっているのかについても興味を持ってほしいと思っています。

授業内容に関する近年のトレンドは?

コロナ禍により、大きな打撃を受けている企業、この厳しい環境を逆に「機会」ととらえて新たな事業や取り組みにチャレンジしている企業など、経営のあり方や経営者の考え方・行動が大きく変容しています。
経営学の基本的な知識の習得にプラスして、「今、企業で何がおこっているのか」についても授業でふれていきます。

ライブ型授業での工夫

1年前期の授業なので、オンライン授業に慣れている上級生とは違う面で配慮しなければならない点があると感じています。
チャットや投票などZoomのごく基本的な機能の中でできることを取り入れています。

ライブ型授業で特に意識していることは?

授業冒頭で行う前回授業の復習には発問と口頭での回答、その他チャットでの回答や投票などを15分に一度くらいは取り入れながら実施しています。
オンライン授業とはいえLIVEなので、双方向性を感じられるように、また、緊張感を保てるような工夫を試行錯誤しています。

ライブ型授業ならではのエピソードは?

ライブ型授業を履修している1年生に、キャンパスでバッタリ会って、「今日の中間テストは・・・」と突然話しかけられてビックリすることは何度もあります。

授業に関連して、併せて受講してほしい科目、習得してほしい知識は?

経営には数字を読む力が必要なので、1年次科目でいうと「簿記入門」で学ぶ知識は必須です。その他はとにかく世の中で起こっている企業関連のニュースをチェックしてほしいです。

授業を通じて学生に伝えたい事

この科目は、これまでの学習歴にはあまり関係なく、大学で初めて学ぶ内容がほとんどです。つまり誰もがゼロからスタートの科目になります。
2年生以降、どんな専門科目をとるのか、どのコースをとるのかにかかわらず、基礎をかためる筋トレ的な科目と思ってしっかり取り組んでほしいです。