プロの編集者に学ぶ、超実践「エディター養成プログラム」

雑誌のコンセプトメイキングから取材、撮影等、ゼロから雑誌づくりに挑みます!

■エディター養成プログラムとは?
有名雑誌の編集者として活躍した先生が指導する授業です。5〜6名でチームを組み、学生だけの力でゼロから雑誌づくりに挑みます。コンセプトメイキング、外部への取材および撮影の協力依頼、業務管理、チームマネジメント等、雑誌づくりを通して仕事力を鍛えます。

雑誌づくりのキーポイントは、コンセプトづくりです

この授業を履修した理由は、雑誌が好きだったからです。授業の感想は、楽しいけど、苦労が多いということ。特にコンセプトメイキングには時間がかかりました。チームは個性派揃いで、一人ひとりが好きなジャンルが明確でした。しかし自分の好きなことだけで記事を作ってしまっては、まとまりのない雑誌になってしまいます。こうしたこだわりを一つにまとめてくれるのがコンセプトです。限られた時間のなかで、取材を行い、原稿も書く。さらに撮影もレイアウトも全部自分でやらなくてはなりません。しかしコンセプトが決まらず、何も手が付けられない。最初はそんな悶々とした時間を過ごしていました。

メンバーのクオリティに負けられない。時間を忘れてこだわり続ける

議論の結果、テーマはオセロ(表と裏)になりました。誰もが知っている有名な事や物、場所などの情報を紹介し、その対比として“知る人ぞ知る”マニアックな情報を併せて紹介するというコンセプトです。そこからは担当を決めて、一人ひとりが自分の好みと責任のもとに記事づくりを行うことになりました。私の担当は表紙、料理、広告、特集記事以外の定例ページでした。写真を切り抜く、文章を何度も読み返す、フォントも記事に合わせて選ぶなど、とことんこだわりました。クリエイティブでは、同じチームメンバーであっても負けたくない。それは、自分のプライドとの戦いでした。
学生発!アクティブレポート レポーター
今里 優夏 2年
神奈川県立希望ヶ丘高等学校出身