情報センター年報 第30号 2022

情報センター年報は1993年の創刊以来、年1回発行し、産業能率大学の情報環境および、それらを利用した研究内容について紹介しています。


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情報センター年報第30号情報センター年報30号表1の他に、Ca-Inという掲示板情報(休講、補講、各種の連絡など)を提供するサービスがあるが、入学以降、この情報環境ガイダンスが実施可能な日程までに「履修登録」などで使い込む機会があるため、またガイダンスに充てられる時間の制約から、説明の項目から外している。3.準備・検討した内容(1)当日のスケジュールと実施内容コロナウイルス禍のため、座席は隣と空ける必要があり、一度に教室に入れる人数が制限される。このため新入生を分割し、午前・午後の2部制で実施した。各部では、表2のようなスケジュールとした。操作方法に習熟できるように、練習時間を多くとるように考えた。後半の1時間は、希望する学生つまり、うまく操作ができてない学生のみを残して、教員4人で個別に対応する時間とした。表2:当日のスケジュール内容午前の部午後の部アプリ・操作の説明・無線LAN(Wi-Fi)・Zoom・統合認証・manaba・メール休憩9:00~10:4513:20~15:0510:45~11:0015:05~15:20練習時間、質問対応(希望者)11:00~12:0015:20~16:20(2)事前インストールの案内表1のうち、Zoomとメールはアプリケーションソフトをスマートフォンにインストールして利用する。情報環境ガイダンスより先に実施される「学生証配布ガイダンス」において資料を配布し、事前のインストールを案内した。(3)練習時間での指導教員の手配ガイダンス後半の練習時間では、新入生からの質問が多く出ることが予想された。そこで情報系科目を担当する教員3名に、ガイダンスでの対応をお願いした。(4)機材の用意教室の教卓パソコンでパワーポイントを表示し、ガイダンス全体の進行をしながら、教員のスマートフォンや書画カメラでアプリの操作を表示した。スマートフォンをスクリーン表示するための変換アダプタやノートパソコンなどを持参した。欠席した人が後日閲覧できるように、ガイダンスの様子を収録するビデオカメラなども用意した。(5)学内システム側の用意manabaの操作練習においては、1年生全員がアクセスするコースに教員も参加し、小テスト、アンケ5454


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