情報センター年報 第30号 2022

情報センター年報は1993年の創刊以来、年1回発行し、産業能率大学の情報環境および、それらを利用した研究内容について紹介しています。


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情報センター年報第30号情報センター年報第30号なっている。学生生活を送る上でスマートフォンは必須のツールとなっているのが分かる。次に、スマートフォン・携帯電話について契約しているキャリアを調査した。図20より、両学部についてdocomo、au、softbankの3大キャリアがほぼ同程度の割合となっている。しかし、両学部ともその他(格安SIM)のキャリアが大きく増加傾向にある。特に、経営学部1年次生については20%を超えており、他の学年についても15%程度の割合を占めており、急増資している傾向がある。Sankさらに、所有するスマートフォンの種類について調査した。図21より、両学部に於いてiPhoneのシェアが80%以上となっており、圧倒的な人気となっている。Androidスマートフォンは学年によって多少の差があるが、10%前後のシェアとなっており、その他のスマートフォンは極わずかなシェアである。経営学部のスマートフォンに於けるアプリサービスの課金について、「ゲーム」、「電子書籍・マンガ」、「音楽・動画」、「マッチング」の4種類に大別して調査した。図22より、「ゲーム」に於いては、「課金しない」が1年次生の場合、50%以上となっているが、学年が上がると漸減傾向となり4年次生の場合は、30%以上となっている。一方、「500円未満」の課金が1年次生の場合、30%程度となっているが、学年が上がると漸増傾向となり4年次生の場合は、50%近くなっている。「500円以上」の課金については、1年次生から4年次生についても、20%未満となっている。「電子書籍・マンガ」に於いては、「課金しない」が1年次生の場合、60%程度となっているが、学年が上がると漸減傾向となり4年次生の場合は、40%以上となっている。一方、「500円未満」の課金は1年次生の場合、30%程度となっているが、学年が上がると漸増傾向となり4年次生の場合は、40%程度となっている。「500円以上」の課金は、1年次生と2年次生の場合は10%程度であるが、3年次生と4年次生は10%以上となっている。「音楽・動画」に於いては、「課金しない」が1年次生の場合、40%以上となっているが、学年が上がると漸減傾向となり4年次生の場合は、20%以上となっている。一方、「500円未満」が1年次生の場合、20%程度となっているが、学年が上がると漸増傾向となり4年次生の場合は、30%程度となってい2525図22アプリの課金状況について(経営)


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