Annual Report Vol.2


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「コンテンツビジネス研究所」は2014年度より、それまでの「デジタルコンテンツラボ」の活動をはじめ、キャラクタービジネス、ブランドマネジメント、イベント等を含む広い意味での「コンテンツ」を研究対象範囲として、スタートいたしました。おかげさまをもちまして2015年度末時点で、スタッフは専任教員11名、客員研究員7名、事務局2名の計20名で、大所帯の大学附置研究所となっております。当研究所では、「コンテンツビジネスやコンテンツ制作に関する様々な活動を通しての実践的な研究を行い、その成果を本学学生教育に還元するとともに、コンテンツビジネスの振興とマネジメント研究への寄与を図ること」を目的としております。2015年度の当研究所の活動は以下の4つで構成されています。1.地域活性化に関する研究活動2.ブランド戦略に関する公開講座の開講3.デジタルコンテンツに関する公開講座の開講4.年次報告書の作成・公表具体的にまず「地域活性化に関する研究活動」では、自由が丘商店街データ見える化プロジェクト」をスタートさせ、自由が丘案内人セザンジュや自由が丘インフォメーションセンターに寄せられた来街者の声の分析を行い、来街者の嗜好の傾向を見出しました。第2の「ブランド戦略に関する公開講座の開講」は、2014年度に実施した公開講座「地域ブランド戦略」を継承発展させ、5回に亘る幅広い領域におけるブランドマネジメントに関する講座を企画し、本学在校生はじめ外部向けにも開講しました。「デジタルコンテンツに関する公開講座の開講」は、デジタルコンテンツラボにおいて2008年度より実施している学内公開講座「コンテンツビジネス業界の現状と今後の展望」、及び学生のデジタル作品コンテストであるデコラボギャラリーの実施を前提とした公開講座「デコラボギャラリー作品講評と制作において押さえるべきポイント」を開講しました。今般、当研究所の2015年度の研究活動と成果を、本学の関係者の皆様、ならびに広く一般に広報することを目的として、アニュアルレポートとして発刊することになりました。このようにアニュアルレポートを無事にまとめあげることが出来ましたのも、関係者の方々のご協力の賜物であり、この場をお借りして、心から御礼申し上げます。発刊にあたって産業能率大学コンテンツビジネス研究所長岩井善弘


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