~内定者の声~境 里紗

境 里紗 情報マネジメント学部 4年
内定先:日本ヒューレット・パッカード株式会社
出身校:神奈川県立 大磯高等学校

コミュニケーション力、協働力の大切さを学んだ4年間でした

興味のあることを深く、苦手を克服するという視点
高校時代からITコンテンツ制作やイベント制作に興味があり、「コンテンツビジネス」が学べる産業能率大学への進学を決めました。大学では、興味がある分野を中心に学ぶとともに、自分の中に少しだけ苦手意識があった協働力やコミュニケーション力のアップを目標にしました。
コミュニケーション力アップの鍵は「相手の目線」
大学の4年間で、協働力とコミュニケーション力の強化を特に実感できた活動があります。
一つは「イベントプロデュース」 の授業です。この授業は、小学生を対象にしたビーチバレーの大会の企画から大会運営までを学生のみで行います。授業履修者が、会社の組織のように、統括、広報、イベント、記事作成、撮影などのチームに分れて活動を行います。企画段階では、仲間同士の意見を取りまとめることに苦労しました。この体験を通して、相互理解こそが協働力の源泉であることを学びました。

もう一つは、北川ゼミ の活動です。ゼミでは、Scratchというプログラミング学習ソフトを使い、小学生にプログラミングを教えるワークショップの運営に携わりました。ワークショプでは、「教える」ことよりも小学生の目線に合わせて「楽しんでもらうこと」を重視しました。これらの活動からは、相手の目線や立場で考えることの大切さを学びました。
キャリアサポート授業で、目指す道が見えてきた
進路を考えるきっかけとなったのが、キャリアサポート授業でした。この授業を通して業界や仕事の特性を学びながら、自分の振り返りを行いました。もともとIT業界に興味があったため、SEに必要な能力について調べました。するとSEには、ITの知識とスキルに加え、チームマネジメント力(協働力)とコミュニケーション力が求められるということがわかりました。それは私が大学生活の中で意識して学んできたことでもありました。大学で鍛えたチーム力やコミュニケーション力は、就職活動にも役立ちました。